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英雄の条件 (2000)

RULES OF ENGAGEMENT

監督
ウィリアム・フリードキン
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  • みたログ 1,193

3.21 / 評価:278件

実は米軍への皮肉?

  • f_h******** さん
  • 2021年10月24日 16時53分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

あらすじは次の通り。
在イエメン米大使館での市民デモが暴徒化し、米大使館へ発砲。これに対し、米海兵隊が暴徒に対し発砲し双方に死者が出る。この事件に対し、現場の海兵隊を指揮していた大佐(サミュエルLジャクソン)が虐殺の罪に問われる。大佐を弁護すべく、かつての戦友(トミー・リー)が奮闘する。

この映画は、戦争映画ではなく、裁判映画。裁判の結果をハラハラ見守るのではなく、政府によって証拠が隠蔽された不利な状況下で法廷で戦う!という単純なストーリー。裁判映画裁判の争点が「交戦規程に則っているのか」であり、法廷内のやり取りもさもありなんという感じ。


映画を見て思ったのは、物語の構造は単純なのに、なぜ戦争を取り扱ったのか、ということ。背後に隠された政府の意図や途中の大佐と検察側の少佐の白熱したやりとりを見ても、この映画の意図はなに??と途中でわからなくなる。ここで戦時(?)における相手への発砲が正当化(「殺人」ではなく「戦闘」だからOK)される根拠が、端的に言えば同胞を助けることであると弁護士トミーリーはいいます。

いやいや、交戦規程に則っているか関係ないやん

と思ったのも束の間、無罪となります。
広げた風呂敷がデカすぎて、全然収まりませんでした、という内容。しかもこの風呂敷の中に人種問題とか宗教とか入れ込んでるのがタチ悪い。

なかなか悶々とさせてくれる映画ですが、流石に
意図はあるはずだ!と自分で考えて見た結果「あぁ、これは何でもかんでもこうした事件を起こしても「仲間助けたんやしええやろがい!」でオールOKとなる米軍への批判なのでは!」というものです。
こうして考えると、まだこの映画に対する悶々としたものが少しはなくなりました。
というか、こう考えないとメンタルヘルス的に良くないですので、非常におすすめです。

詳細評価

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