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日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声

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5.0

インテリの「反戦映画」だが、観る価値あり

戦後5年たって、創られたインテリの「反戦映画」 ちょっと、鼻につくし、大袈裟な部分もあるが、 「戦争反対!」の「想い」は、激しく伝わって来る。 少なくとも、最近の戦争映画より数百倍リアルでおぞましい。 「狂っている」としか言いようの無い兵隊描写は、 下手なホラーなど、裸足で逃げ出す、「花沢徳兵衛」「佐野浅夫」怖すぎです。 強烈なのは、原保美扮する鬼中尉。 ホントにここまで、酷かったのかなぁと思ったけど、 考えてみると、今の社会にもこれぐらいのヤツは、いるかぁ・・・ この外道が言った「お国のためだ・・・」は、強烈! 今だったら、「会社のためだ・・・」になるんだろうなぁ・・ あ~あ、いつの時代も「兵隊」は哀しいなぁ・・・ ビルマ戦線を描いた映画ですが、 ラストの戦闘シーンは、ガチで地獄です。 偉そうにふんぞり返っていた連中が、イザという時、とった行動。 あんまり過ぎて笑っちゃいました。いくらなんでも・・・・ しかし、こうした描写が戦後5年で許されたというのも、 考えてみれば、凄い。反省してたんだな・・本当に・・・ 若い人には、「本物」として観て欲しい。 多少、大袈裟ではあるけど、変な戦争映画観るより「戦争」を実感できる。 ただし、モノクロだけど、強烈なグロもあるので、「ビビリ」には薦めません。 観る価値は充分在る。

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