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母情 (1950)

監督
清水宏
  • みたいムービー 0
  • みたログ 9

4.50 / 評価:2件

明かりを消して、枕投げだ~

  • bakeneko さん
  • 2010年8月5日 9時45分
  • 閲覧数 244
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

清水宏の子供をみつめる優しい目と叙情的な語り口が心地よい、“人間&子供ドラマ”の傑作であります。

本作は、戦前の清水宏の名作の“良いとこ取り”の集大成の様に、沢山のお気に入りモチーフが出て来ます。旅、汽車、子供、母子、旧家、画家、乗り合いバス、湯治場、修学旅行…と、彼の作品のファンならばこの至福のアンサンブルに委ねて心地よい映画の旅を楽しむことが出来るのであります。
物語は少し深刻で、3人の子供を親戚や知人に預ける為の母子のロードムービーで、母子の情愛はしっかり描かれていますが、決してウエットになりすぎない匙加減が絶妙で、寧ろ旅と物語の流転を楽しむ余裕さえあります。
特に湯治場に泊まってからのシークエンスが出色で、主人公である清川虹子と同僚の山田五十鈴の会話の“生活を滲み出す”上手さと、能天気に青春を謳歌する女学生の団体客らの同宿描写が、“ああ、旅館ってこんなだよね~そして人生も…”という感傷に浸らせてくれます。そして、終始活発な子供の元気さによって、明朗な感覚に貫かれた映画であり、心のなかにある“やさしさ”と共に元気が自然と湧いてくる作品であります。


戦後5年経っている時代背景の理解や、特別出演の俳優(徳川夢声や古川緑波)の顔を知っていた方がより楽しめますが、戦後の清水宏の入門編としてお薦めの作品であります。


ねたばれ?
浦辺粂子、飯田蝶子、望月優子の三大おばさん名女優はもちろん出ます!(あっ望月さんはまだ若かったーご免なさい)

詳細評価

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