あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(13件)
- min********
2.0点
某サイトでお薦め映画と書いてあったので、わくわくしながら見た一品だったが イマイチ。 全体的に盛り上がりが微妙。この時代特有とも言うべきBGMの無さのため演出が弱く感じた。 ログラインだけ見ると面白いはずなんですけどね。たまたま女泥棒一味に巻き込まれたデブのオッサンが、トルコ警察のスパイみたいになるの。なのに全然面白くないのが不思議。 後半は泥棒の一味にされた上、ろくに説明も受けずに参加。それでいいのか。 サラッと済ませばいいシーンもちょっと冗長に描いてる。これ1時間半で終わらせられる作品でしょうに。 ただ終わり方は結構意外でした。こんな終わり方かと思いました。 ポップでキャッチーな始まり方なのにタルい中盤が酷く、盛り上がるはずのラストも何か地味に終わったので残念です。 唯一よかったな~と思えたのは、トルコのドーム状の屋根の縁を、警備にバレずに歩くシーンとかは、ああこれが泥棒映画の醍醐味だな~と思えました。それ以外は取り立てるほどのものがなかったです。
- cha********
5.0点
いきなり問題です、これらの映画の共通点は何でしょう? 「K-20」、「エントラップメント」、「ピンクパンサー」、「ルパン三世」、 「キャッツ・アイ」、「オーシャンズ11」などなど。 ある意味「ヤッターマン」とかもそうだよね。 古いところでは、「華麗なる賭け」、「黄金の七人」、「泥棒成金」でしょうか。 そう、これらの共通点は「泥棒映画」です。 「映画泥棒」ではありません。映画泥棒はいけません。 No More 映画泥棒です。 そんな数ある泥棒映画の先駆的作品と言われているのが、この「トプカピ」。 昔観たのが印象に残っていて、切にDVD化を願っていた作品でした。 最近DVD化され、購入したので久しぶりに観賞しました。 いや楽しかった~、クライマックスのドキドキ感、全然色褪せてませんでした。 ところで泥棒映画の魅力、楽しい点ってなんでしょうか? 1つ目は、悪い行為に感情移入できる点。 泥棒は犯罪ですから、基本的にはNGのはず。 でも、警察側に感情移入して観る人はいないですよね。 そこには、悪事に手を染めるちょっとしたスリルを感じることができるとか、 泥棒側に魅力的なキャラが多く、たいがい人間的には憎めない奴だったりとか、 弱いものを狙わずに、金持ちや権力者から盗るカタルシスとか、 ケガ人や死者を出さずに目的を達成するスマートさと知的さ、爽快さといった、 いくつかのお約束のからくりがあります。 2つ目は、成功するかしないかが予想しにくく、スリルを存分に味わえる点。 泥棒映画って、最終的に成功するケースと同じくらい失敗するケースが見られます。 だから、最後まで成功するか失敗するかがわからない楽しさがあります。 そこには、超厳重で到達不可能な警備や罠だったり、 名探偵や切れ者刑事、ライバル同業者の存在だったり、 裏切り者、予定外のアクシデントといったケースがドキドキ感を助長させます。 そして3つ目は、謎の美女の存在。 必要性はいまいちわからないですが、必ずと言っていいほど存在します。 アクセントになって、映画としての魅力がアップしてるケースも多いです。 アクセントどころか話の核だったりすることも。 この「トプカピ」は、これらすべての要素がつまっています。 後の泥棒映画や、それ以外の映画に与えたと思われるシーンのオンパレード。 謎の美女は、ちょっとお年を召していますが、それはご愛敬。 序盤の退屈気味な部分は、名優ピーター・ユスチノフが抜群のコメディセンスで楽しませてくれてます。 50年以上たっても、これだけドキドキできる泥棒するシーン、必見です。 区切りの600レビュに、この作品を紹介させていただきました。 長文読んでいただき、どうもありがとうございました。
- じぇろにも
3.0点
防御システムの突破
- mor********
5.0点
主演のメルナ・メルクーリはジュールズ・ダッシン監督夫人です。 「日曜はダメよ」同様、メルクーリの魅力満載の一作です。 トプカピ宮殿を舞台に物語は進みます。 ピーターユスティノフは本作でオスカー受賞、「俺達は天使じゃない」同様 コミカルな一面を出してくれます。「クオバディス」のときとは対照的です。 マクシミリアンシェルもいいです。「オデッサファイル」「誇り高き戦場」 「ニュールンベルグ裁判」などドイツの実力派俳優です。姉は「居酒屋」の マリアシェル。
- mal********
2.0点
ネタバレ女ボスは無駄な労働はしません。
このレビューにはネタバレが含まれています。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
アカデミー賞第37回