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こころの山脈 (1966)

監督
吉村公三郎
  • みたいムービー 4
  • みたログ 3

3.25 / 評価:4件

福島弁の優しい響

  • bakeneko さん
  • 2011年11月15日 11時31分
  • 閲覧数 188
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

福島県の本宮を舞台にして、産休教師の代教を務める事になった“お母さん先生”の奮闘を丹念に描いた“人間&学校ドラマ”の佳作であります。

本作は山岡久乃の代表作ではないかと思います。
自然豊かな東北の小学校(校長=殿山泰司)の4年生の担任:吉行和子の出産の為に、3カ月限定で先生に復帰した元教師で現主婦の子供たちとの触れ合いを、晩夏から秋まで抒情性豊かに綴った作品ですが、常勤教師との感覚の違いや、担任の生徒や親の評判を巡る先生同士の嫉妬等、辛口の人間観察も光るものが有ります。助演の宇野重吉や奈良岡朋子、江角英明らも好演ですが、子供たちの伸び々とした明るさや児童唱歌も遠い日の愉しさを思い出させてくれます。
本宮の街がとても美しく懐かしく描かれた作品で、1966年の文化風俗も郷愁を誘う佳作であります。

ねたばれ?
1、クライマックスのバックに掛かる“バイレロ”♪は、オーヴェルニュの歌の第一集第2曲で、オート=オーヴェルニュの羊飼いの唄(カンタル県ヴィック=スール=セール地方の民謡)であります。
“唄を忘れたカナリア”♪は、作詞は西條八十、作曲は成田為三。1918年に雑誌『赤い鳥』で曲のついた童謡として初めて発表された作品です。元々のタイトルは「かなりあ」でしたが、1919年の「かなりや」への変更を経て1947年に「唄を忘れたカナリヤ」になりました(1960年代まで小学5年生の教科書に載っていました)。
2、冒頭の黒板に書かれている“おそ松くん”のイヤミの落書きが瞬時に変化します(最初は5本出歯だったので慌てて3本に直したのね)。

詳細評価

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