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大空に乾杯

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3.0

吉永小百合よりも・・・

これ、1966年2月公開の映画。実はこの映画公開のわずか3週間前、羽田沖に全日空727が墜落し、乗員乗客133名全員が死亡している。にもかかわらず、全日空727を舞台にしたこの映画は影響を受けることなく予定通り上映されたとか。1966年は航空機事故が日本で5件発生していたが、この映画を見るとまだまだ牧歌的、悪く言えばいつ事故が起きても仕方ないような、プロペラ機時代を色濃く残した人力操縦の時代だったのである。前半は727や訓練の様子、当時の羽田や伊丹空港の様子があちこちに登場する。後半は恋愛とか結婚とか、吉永小百合と浜田光夫のおなじみコンビで物語は進む。飛行機好きなら納得でしょう。当時羽田から伊丹まで航空運賃6800円、新幹線普通車(当時の二等)2480円。6800円なら今のLCCの運賃と変わらないかもね。物価上昇を考えると、航空運賃は本当に安くなりましたね。それだけ身近な存在になったんですね・・・この映画の頃は、飛行機はお金持ちかビジネスマンの乗り物、庶民にはまだまだ高嶺の花だったんです。映画の中にも機内の様子が出てきますのでよくご覧あれ。

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