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非行少女ヨーコ (1966)

監督
降旗康男
  • みたいムービー 3
  • みたログ 18

4.33 / 評価:6件

働いたら負けなのよ

  • bakeneko さん
  • 2015年9月10日 7時15分
  • 閲覧数 497
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

田舎から上京してきたヒロインが、都会の欲望社会に揉まれて紆余曲折を経て知り合った若者仲間達と一緒に享楽的&刹那的な青春を浪費していく様子を1960年代の若者風俗の中に描いて、 “漠然とした未来”へ飛翔を夢見る若い心を浮かび上がらせている“青春自分探し映画”の佳作であります。

緑魔子のヒロインを中心にして、谷隼人、石橋蓮司、城野ゆき、大原麗子、関本太郎、東野英心、荒木一郎らが無為な青春を彷徨う若者群像を見せていく作劇となっていて、「グリニッジビレッジの青春」のような“怠惰で刹那的な青春の浪費”を見せながら、“より輝く他の世界への脱出”を夢見る若さならではの漠然とした希望も描いています(そんなものどこにも無いのにねえ…)。

睡眠薬によるトリップ感覚やゴーゴーやモンキーダンスのリズム感覚も野心的なカメラワークで映し出している他に、当時流行だったボーリング&前衛アートや文化人(寺山修司も特別出演)、欧州リゾート洋画…等も盛り込んで1960年代の豊かで空虚な青春期を活写しています。
「イージーライダー」の麻薬トリップ映像や「太陽がいっぱい」風の音楽…と欧米青春映画の影響も多々ある作品ですが、同時に混血児やまだアメリカに属していた沖縄問題など“1960年代の戦後の影”も見ることのできる映画で、外国に旅することがまだ夢=飛翔であった時代を見ることが出来ますよ。

ねたばれ?
それは“シェー”じゃないだろう!

詳細評価

物語
配役
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イメージワード

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