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アルプスの若大将

beautiful_japan_

3.0

ネタバレ高度経済成長期、あこがれのスポーツと海外

ヨーロッパの学会に招待された田沼雄一(加山雄三)が、ツェルマットでパンナムの社員岸澄子 (星由里子)と知り合う。 パンナムの極東地区広報支配人だったデビッド・ジョーンズが出演し、大相撲の有名な「ヒョーショージョー」をやる場面があり、トニー・ザイラーがチョイ役で出演している。前年に発売され、『エレキの若大将』の主題歌にされた「君といつまでも」が、本作でも主題歌とされた。 西北大学は明らかに早稲田大学。田沼雄一が在籍する京南大学は、“東京の南(港区三田)”にある慶應大学だと思われる。 ゴールラインが“決勝線”、ゴーグルはメガネ。夕方の5時15分上野駅発の夜行列車で新潟にスキーに行く。苗場スキー場のリフトはシングルリフト。昭和30年代のスキーの風景だ。オフシーズンにスキーの練習をしているのは、よみうりランドにあった人工スキー場“エバースノースキー場”で、プラスチックのマス目状のブラシが敷き詰められていた。 最後の大学選手権のシーンは尺が長く、今ではブーイングが出るだろう。青大将が澄子を車で苗場まで連れて行くが、高速道路も関越トンネルもない時代、休みなしで行っても6時間はかかる。冬の苗場にオープンカーで行ったら凍死するんじゃないかな。 細かいことは気にせず、若大将シリーズの一つとして楽しんだ方が良い。いつもながら、青大将の田中邦衛の演技が見事。

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