逢いたくて逢いたくて
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作品情報上映スケジュールレビュー

本編配信

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作品レビュー(2件)

かわいい23.1%ロマンチック15.4%楽しい15.4%切ない15.4%悲しい7.7%

  • ryo********

    5.0

    渡哲也さん追悼鑑賞①意外にも秀作だった。

    渡哲也さんご出演作品をあんまり見てないので、U-NEXTにある作品の中から2本選んで鑑賞。まずはこれ。 “1960年代に絶大な人気を誇った園まりが、本人と女子大生の二役に挑戦!タイトルの大ヒット曲をはじめ、爽やかな青春ストーリーが展開。「スパーク3人娘」として園と共に活躍した中尾ミエや伊東ゆかりも出演” これを読んで、気楽に見れそうだなと思ったのですが、なんと「ラ・ラ・ランド」も驚きのビターエンドだったのです。 ■サクッとあらすじ 大学のサークル「イタリヤ文化研究所」に所属する道子(園まり)、部長がお金を使い込んで存続の危機にあるサークルを救うため、自分とうりふたつな歌手 園まりの代役を務めて報酬を得ることに。 どことなく怪しいと感じたカメラマン梶が(渡哲也)、それを暴こうとするが… ポップなテイストのオープニング映像から、あれ?思ってたような爽やか青春ものではないぞ?と虚を衝かれました。 その後、ダメサークルのダメっぷりとか、アホ学生のどうでもいい話とか、ドリフターズが絡んできたりと、青春コメディの様相を呈してくるんですが、また違ってくるんです。 *以下長文、秀作だと言いたい部分についてネタバレで書きます* 園まりを演じていくうちに、人気者の孤独を感じてくる道子。とても懸命に、園まりであり続けようと努力すればするほど、園まりとしてちやほやされ、道子としては誰も見てくれないというジレンマに陥る。これは素人の女子大生にはきついだろう。 そして、つきまとい、暴こうとする梶は、いわば道子を探り当てようとしているのだから、最初は見た目だったけど、心惹かれてしまうのも当然だったのかもしれない。 真実を暴こうとしていた梶は梶で、懸命に園まりを演じている誰かに対する思いが変わっていく。自分以外は誰も疑っていない、そこにいる誰かが演じている園まりは、もはや園まりでしかないという事実に、感服し、共感していく。 ラスト近くで、ファンミーティングみたいな会場に招かれた梶。渾身の力で撮ったポートレートを渡す。そこには梶直筆のメッセージが。 “平凡な女の子としての、あなたの幸せを祈ります” 笑顔で受け取る道子。 でも梶には付き合ってる相手がいて(松原智恵子)、その場で婚約を聞かされる。 祝福の言葉を告げながら見せる微笑の寂しげなこと・・・名演技キタ!!! そして「失恋の歌よ」と言いながら披露する曲「やさしい雨」が、美しくも哀しい。こんなありていな言葉でしか表現できなくて悔しい! そんな曲を、そんな姿を、今こそがこの誰かの真骨頂なのだと、目を見開いて、全身で聴く梶・・・ 実は園まり本人は復帰のめどが立っていて、この会場が道子の最後の仕事場。 関係者から感謝の言葉を受け取り、少しの満足と大きな寂しさを抱えて会場を去る道子を、ちょっとキューブリックっぽいカメラワークで捉える名シーン、誰か見てくれ。 そして一瞬で場面転換し、メガネ道子がキャンパスを歩いているシーンに鮮やかに変わる。 どこへ行っていたのかと尋ねる学友たちに、「住み込みでお手伝いに行っていた」と平然と言ってのける道子は、誰にも気づかれないまま、強さとしたたかさを手に入れていた(のだと思う)。 それは、お手伝い中に覚えたんだとして、学友に「やさしい雨」を聴かせる道子が、またしても一瞬で場面転換してサークル活動の一環で出場しているのであろうカンツォーネコンクールで堂々たる歌を披露するシーンで示される。 「終」の字が、「勝利への脱出」の「V」のように画面に迫り、道子の笑顔と共に映画は終わる。ネタバレ地方に書いた終盤の映画的展開、まいりました。 園まりさんがかわいい。 タイトル曲は効果的に2回披露。知らなかったけどいい曲だ! そして、「やさしい雨」。同じく2回披露するが、驚くべききことに、終盤数分の間に2回連続で、それがとても効果的! いや、顔面でいうと個人的には松原智恵子さんが好きだ。 中尾ミエさんの微カリスマ性もなかなかだったぞ。 渡哲也さんはどうなんだ!それ書かないと観た意味半減。 この作品自体が園まりさんのためにある作品なので、どうしても相手役という立場でしかないのだけど、前半はカメラマンをきっちりうざく演じ、道子の姿に心変わりしていく様に不自然さはなく、好演だったと思います。もう一本、追悼鑑賞します。 昭和のリアルな雑多感や、3つのサークルの部室を真横からロングショットで捉えるセンスなど、映像的にも見どころは多く。 あと、エースコックと松坂屋が協賛企業としてクレジットされていて、堂々たるスポンサーハラスメント、いや、ステマとかダイマとかって言葉がどれだけ手を伸ばしても届かない場所で僕ら宣伝すると言わんばかりのスポンサード場面はかえって気持ちがよかった。 あ、ほんとに最後に。 加藤茶がちょっと菅田将暉でしたー。

  • mal********

    2.0

    渡哲也の横揺れダンスが印象的です。

    1966年に公開された青春映画です。 タイトルにもなっている「逢いたくて逢いたくて」は本作で主演を務める園まりのヒット曲で、本作が公開された1966年のヒット曲でもあります。 大学に入学した道子(園まり)は歌手の園まりそっくりということで、大学の仲間と「そっくり歌謡ショー」に出演し見事優勝を果たし、園まり本人からも?わたしにそっくり?と認められる(二役だから当然だっていうのは野暮です)。ある日、誘拐された道子は(あっさり書いちゃいましたが)ある場所に連れてこられ?園まりが病気で一週間療養が必要で、その間だけ代役を務めてくれないか?と園まりのマネージャーに言われるのだが・・・。 というのが、おおまかなストーリです。別に誘拐じみたことまでしなくてもとは思いましたが、意外にも道子が了解して代役を務める展開になると、本作はあくまで青春映画だったことを改めて実感できます。 代役の道子を怪しむ雑誌記者役の渡哲也の横揺れダンスや、ザ・ドリフターズのメンバーの姿が観られるのがうれしいです。因みにメンバーの役名はいかりや長介は”いかりや”加藤茶は”加藤”となっているのに高木ブーだけ”デブ”というのは分かりやすすぎて笑えました。 結局、当時の園まりや共演者の伊藤ゆかりと中尾ミエの人気をそのまま映画に盛り込んで、彼女たちのヒット曲が劇中でことあるごとに流れるだけの映画であり、その意味では時代感覚のズレが大きすぎるのは仕方ないことだと思います。ヒット曲を即映画化という安易な方法ではありますが、当時の映画にはそれくらいの勢いがあったということなのかもしれません。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
逢いたくて逢いたくて

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル