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陸軍中野学校 (1966)

監督
増村保造
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3.70 / 評価:46件

新設スパイ養成学校の苦闘

  • おーるどぼーい さん
  • 2008年9月24日 1時05分
  • 閲覧数 649
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

市川雷蔵主演のスパイシリーズ第1作。佐藤優氏(『国家の罠』など)の活躍でインテリジェンス機関に関して注目されたことは記憶に新しいが、本作は戦前に実在したスパイ養成機関「中野学校」が舞台。と言ってもスパイ・アクション物ではなく、新設された学校が軍部内に認知されるまでの、1人の教官と18名の候補生の苦闘がポイント。

常に冷静さが求められるスパイという職業に、クールで知的な雷蔵はピッタリ(背広姿もカッコ良いですね)。逆に教官役の加東大介は、情に篤い親分といった感じ(候補生も彼の情熱に動かされている面が大)で、インテリジェンス機関に似つかわしくなく(体型的にも。ごめんなさい)、少し違和感があった。

突然姿を消した三好(雷蔵)の行方を追う婚約者の雪子(小川真由美)が、そのせいで英国のスパイになる展開が皮肉。英国のスパイと判明し、ついには雪子を殺さなくてはならなくなる三好は、冷徹に公的義務を優先させ雪子を毒殺する。ここら辺のべたつかないドライさは増村監督らしいが、ラスト三好が雪子の手帳を焼く(=彼女の想い出との決別)シーンには感傷的になった。

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