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紀ノ川 花の巻・文緒の巻 (1966)

監督
中村登
  • みたいムービー 2
  • みたログ 75

3.64 / 評価:22件

感動大作ではないが充実の名作品

  • sol***** さん
  • 2019年8月29日 20時58分
  • 閲覧数 309
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

3時間弱の長尺物、しかもスペクタクルもアクションもサスペンスもない地方の一名家の数十年にわたる隆盛衰亡記に過ぎないのに、鑑賞中の充実感は比類なきものがあった。
その充実感は俳優陣の演技はもちろんのこと「画作り(斜め俯瞰アングルの多用など)」「音楽(決して安寧調にならず、かといって悲劇を強調することもない絶妙な調子)」など監督他制作班の入念過ぎるほどの心配りのおかげなのだろう。
邦画近年作品と邦画古典を交互に見ている状況だが、古典名作とされるものには技術偏重に陥らない”魂(怨念かもしれないが笑)”が込められているとでも言えようか。
古典文学をじっくり読めるような人であれば何がしか感じるものがあるかもしれない。
あと特記すべきはカラー映像の良さ。モノクロ作品ばかり見ていたせいもあるが、落ち着いたトーンのカラー作品だと分かった時オーッと感動してしまった。現代作品では決して出せないトーン。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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