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骨までしゃぶる (1966)

監督
加藤泰
  • みたいムービー 4
  • みたログ 19

4.20 / 評価:10件

モノクロムード

  • kin***** さん
  • 2019年11月26日 10時35分
  • 閲覧数 261
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

明治30年の洲崎遊郭が舞台。当時の郭の実態は、ここまで女たちを、それこそ「骨までしゃぶって」いたのか。この題名かなり下品だけど、映画の内容をストレートに表している。ちょっと喜劇タッチを交え、遊郭の内情をこれでもかとえげつなく描いていて、加藤泰の格調漂う演出でなかったら、見るのがしんどい映画になっていたと思う。
 遊郭の建物を再現したセットが見事。また桜町弘子は後年のヤクザの姉さんぶりがイメージに強いので、こんな清廉なところもある役は意外で、良かった。
 時代考証がどこまで正確なのか、分からないけれど、警察に逃げ込むことが出来たら自由廃業できる、というのが、どうもご都合の印象。まあ、このへんは作らないと映画にならないだろうが。
 夏八木勲がまだ新人のときらしいが、実にいい味を出している。ラストの救いは取って付けた感もあるが、それなりのカタルシスを生んでいる。
 映画黄金期の名残を十分残す佳作です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 絶望的
  • コミカル
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