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トム・クルーズ/栄光の彼方に (1983)

ALL THE RIGHT MOVES

監督
マイケル・チャップマン
  • みたいムービー 14
  • みたログ 267

3.14 / 評価:76件

ぜひ観ましょう。高校生を知りたければ。そ

  • とみいじょん さん
  • 4級
  • 2013年7月29日 1時34分
  • 閲覧数 1728
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

して家族の愛に包まれたければ。

原題は『All the Right Moves』。英語に疎い私はこれが日本タイトルの訳になるのかわからないけれど、何かで読んだ知識だと意訳らしい。ああ、でも、フットボールでスカウト来る自分に酔いスカウトと駆け引きして、お父さんに「大丈夫か」と心配されるのに「まあ、みてて」と言いきっちゃう傲慢さ=栄光に過信しているステフ、でもつまずいちゃった(^_~;…そういう意味では『栄光の彼方』にあったものを描いたんだろうなと思いました。

「えッそういうオチってあり?」とは私も思いました。
  でも、フットボールの監督からの提案もらった時点でもう、今までのことどうでもいいってポジティブシンキング。自分の希望さえ叶えば何でもいいのさ(^^)v。彼女や家族の期待でもあったし(^^)v。元々謝って関係取り戻したい監督だし。自分が悪いことしたことわかっているし。最後の毒づき=「皆一緒って言ってたのに!!!」というステフの主張わかってくれたのだし。全部結果OK(*^^)v。

この街出なきゃ、このままででは終われないという焦燥感がリアルに迫ってくる。
  ステフにとってはフットボールの選手でさえ自分の夢を叶える踏み台。自分の身長ではプロで通用するとは思えない。だから大学で大好きな機械工学勉強して、ただの鉱山労働者にはなりたくない、そんな希望=家族の期待があった。
  それはただの夢・野心とかではなく、それはある意味死活問題、切実。
  父や兄の鉱山での仕事、兄の失職、リサが大学で勉強したいのに奨学金を貰う以外にはできないと言う現状他をしっかり描くことで、ステフの焦り・絶望をリアルなものとして実感できました。チームメイトは生活費稼ぎに泥棒して捕まっちゃうし。この街にいたら未来はない!!!。出なきゃ!!!。
  アメリカンドリームがあんなにもてはやされるのはこういうことかと衝撃を受けました。

他のレビュアーの方も書いていたけど、臭い・どこにでもある・痛い青春映画にならなかったのは、勿論トム様の演技が等身代の高校生を演じていて「あるある」感を醸し出していたことに加え、背景や家族の置かれた状況をしっかり描いたことだと思います。青春映画というより、アメリカの現状を描いた映画?
  フットボールの監督の有様は「大人げなぁ(;一_一)」と思ったけどね。家を襲撃された反撃としては共感できます。「家族は守らねば、家族を脅かしたあいつは許せない」そりゃ当然だわ。日本の都市部のようにすぐ警官が飛んできてくれるわけではなし。ご近所さんが守ってくれない、周りは森という現状ではね。

なんて堅苦しいこと考えなくても、青春のキラキラ満載。『タップス』もそうだったけど、こちらの方が素直に感情移入できました。初めての恋人との関係とか。ももひきなんてどうでもいいの。そんなものさえ目に入らないくらい、もう舞い上がっているんだから。しかも、以前のイケイケの自分じゃない「俺ってダメ男」位に思っている時の彼女のお誘いなんだから。初々しいトム様、それだけでも必見★。

他にもリサ、父・兄もいい味出してる。

自分が大学進学したいけどできない夢をステフに託して、監督の奥さん説得しちゃうリサが可愛い。「会えなくなるのでは」という奥さんの問いに、自分のことだけ考えればステフが大学進学しないで街に留まればずっと一緒にいられるのに、リサはステフの願いが叶うように動く。街を出ることは自分の夢でもあるから。リサ、抱きしめたいよ。

ステフが大学進学に打つ手なしで部屋でふてくされていた時に父親に「僕のこと、恥ずかしいんじゃない」と尋ねると、父は「自慢の息子さ」という場面(間違っていたらm(_ _)m)。このやり取り聞くだけでも何回も観たい。

兄も弟の才能妬むどころか、ステフが悪者扱いされると喧嘩してしまう。

そんな家族愛がほのぼので心がぽかぽかしてしまいます。

よくある映画と言われてしまえばそれまでだけど、心が疲れた時に観るといいかも。
 



 

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