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恋と涙の太陽

bakeneko

5.0

ネタバレ“水上スキー部”って今はないよね

橋幸夫を主演にした“富士山観光&歌謡アイドル”映画ですが、軽やかな恋愛騒動と歌が愉しい、清々しい青春ドラマの佳作となっています。 当時(1960年代)発展していた富士山や河口湖観光宣伝と、人気絶頂の橋幸夫の歌を取り込んだ観光&歌謡映画で、タイトルもアメリアッチ風のヒット曲に由来します。 華やかな色彩と豪華女優陣:倍賞千恵子、香山美子、早瀬久美、初名美香、山東昭子の水着饗宴が眼福の作品で、橋幸夫の歌も次々と聴かせてくれます。主人公を巡る“恋の鞘当て”のコメデイ色に「ローマの休日」風の“お嬢様おしのび譚”を絡めたお話が展開する鷹揚な喜劇で、夏のレジャーやキャンプ風景は“青春のお祭り感覚”を共感させてくれます。 出演の5女優はそれぞれ若くてもっとも美しかった時期で、特に倍賞千恵子と香山美子の可愛らしさは必見であります(個人的には山東昭子の華やかさが好みです)。 晴れやかな夏の空を眺める様に、高度成長期の輝く青春物語を堪能できる作品で、歌に恋に躍動した愉しさを思い出させてくれる映画であります(祖父祖母と一緒に楽しみましょう)。 ねたばれ? 映画の冒頭にいきなり出てくる―”アメリアッチ”とは「アメリカ」と「マリアッチ」mariachiの合成語。マリアッチは、大小各種のギターと、それとほぼ同数のバイオリンに、トランペットが1、2本加わった編成によるメキシコの郷土楽団のことで、アメリアッチはそのアメリカ版ともいうべき演奏スタイル。トランペットを中心に、マリアッチのリズム感を生かし、ディキシーランド・ジャズの手法やロックのビートを加えて、軽快に奏でられる。アメリカのトランペット奏者ハーブ・アルパートがメキシコで聞いたマリアッチにヒントを得て考案、1965年この形で『蜜(みつ)の味』を演奏し、大ヒットさせてから世に知られた。-Yahoo!百科事典より

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