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坊っちゃん (1966)

監督
市村泰一
  • みたいムービー 2
  • みたログ 4

3.00 / 評価:3件

校長先生は古賀政男!

  • bakeneko さん
  • 2014年9月29日 20時19分
  • 閲覧数 622
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

坂本九が主人公の熱血新米教師を演じる-夏目漱石原作小説の映画化作品で、現地松山に本格的なロケーションを行った映像美と坂本九の歌声が愉しめます。
演歌の大作曲家古賀政男が小心者の校長を愉しそうに演じている他に、マドンナに加賀まりこ、うらなりに大村崑、山嵐に三波伸介(びっくりしたなぁもう!)、小使 に三木のり平、団子屋の小夜に(元祖コメットさん)九重佑三子、ゲスト出演に香山美子らが顔を揃えて、お馴染みのお話を繰り広げます。
冒頭のエピソード以外は原作に忠実な展開となっていて、坂本はいつもの人懐っこい笑みを封印して短気な主人公を熱演しています。
様々な“坊ちゃん”の映画化作品の中では普通の出来映えの作品ですが、坂本九が“故郷の空”を始めとした明治の歌を聴かせてくれる-音楽面では珍しい映画となっています。

ねたばれ?
“冒頭の汽車が臨時停車して、一晩相席となった美女と泊まることになる”-エピソードは“坊ちゃん”ではなくて、“三四郎”由来です(びっくりしたなもう!)。

おまけ-何故か、レビュー項目にない黒澤明脚本の傑作のレビューを
おいらの黄色い車♪
「吹けよ春風」(1953年83分 脚本黒澤明&谷口千吉。監督:谷口千吉)
リーダーズダイジェストのエピソード集から幾つかをピックアップして、黒澤明と谷口千吉が練り上げた共同脚本を、豪華キャストの名演で綴ったオムニバス人情ドラマの傑作で、一台のタクシーの運転手が関わった-8つのエピソードが語られる82分の映画であります。

後の黒澤作品「どですかでん」「夢」の様な、いくつかのエピソードを撚り合わせたオムニバス劇で、タクシーの運転手:三船敏郎が狂言回しの人の良い庶民を好演しています。
タクシー運転席に映る様々な人生模様を活写して、「ナイト・オン・プラネット」や「タクシードライバー」も連想させる作品で、岡田茉莉子、小泉博、青山京子、越路吹雪、小林桂樹、藤原釜足、小川虎之助、三好栄子、島秋子、三國連太郎、山村聰、山根寿子…らの見事な演技と存在感を愉しむことが出来ます。
中でも、越路吹雪と三船のデュエット“黄色い車”(黄色いリボンの替え歌)の歌唱シーンと躍動感は素晴らしく、当時の銀座並木や街並みも映し出されています。
更に、藤原釜足の空気鉄砲、三國連太郎のオネエ強盗なども、笑いとサスペンスと盛り込んでいて、ラストの伏線回収まで機嫌良く観ることの出来る良作であります。

ねたばれ?
当時は乗客数制限が無かったのかな?

詳細評価

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