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あこがれ (1966)

監督
恩地日出夫
  • みたいムービー 2
  • みたログ 8

4.50 / 評価:4件

わあっ、あのプラモデル高いんだよ!

  • bakeneko さん
  • 2018年3月15日 20時07分
  • 閲覧数 133
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

木下惠介の原作を山田太一が脚色して、恩地日出夫が監督した純愛映画で、内藤洋子(16歳♡)の初主演作でもあります。

戦後の“美おでこ三女優”と言えば、八千草薫、倍賞千恵子、そして本作で可憐に主演デビューした内藤洋子であります。
山田太一が木下恵介組に入って最初の脚色作品でもある本映画は、だらしない父親:小沢昭一によって養護施設に入れられて育ったヒロイン:内藤洋子と、そこで知り合った母親に捨てられた少年:田村亮(ロンドン・ブーツの人ではない!)の純愛物語で、裕福な家に養子となっていった青年が、養護施設を出て働いている娘に十年ぶりに再会して恋心が芽生えるが、未だに父親に集られている娘は浮草暮らしの自分と今では商家の跡取りである青年との身分の違いを考えて…というお話で、悪い人が一人も出てこないけれど、経済&身分格差が恋愛を妨げるという-10年前の1955年に創られた格差純愛劇:「野菊の如き君なりき」の姉妹編とも言える作品で、“タマゴスコープ”のオマージュショットも出てきます。
こちらは高度経済成長期ということで、ヒロインはデパートの食堂(食券の半分をもぎる形式が懐かしい!)に勤めますし、「さようならの季節」でも描かれたブラジル移民も横浜から毎週出港していました。新幹線も開通したばかりでしたし、裕福な青年の部屋に飾られているプラモデルも一台ブームとなっていたのであります。
また、平塚が舞台となっているので、当時の海岸の様子も映し出されていて、美しい砂浜や泳ぎに来た群衆でごった返している海水浴場も見ることが出来ます。

そして何と言っても見所は内藤洋子の16歳の輝きで、武満徹のリリカルな音楽と相まって青春そのものを映像に留めています。
助演の新珠三千代、加東大介、賀原夏子、乙羽信子、沢村貞子らも、それぞれ芸達者なところを見せてくれますが、ヒロインの少女時代を演じている子役時代の林寛子(6歳)や、まだ芸名がひし美ゆり子になる前の菱見地谷子(本名)が養護学校の先生で出演しているのも見逃せないところであります。

内藤洋子の魅力が溌剌としている初主演作で、逆光を背負った砂浜でのショットは本当に綺麗ですよ♡


ねたばれ?
で、素直な良い娘になった経緯は?

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