異色のヤクザ映画
- tchan1020 さん
- 2008年7月20日 11時37分
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・戦前の横浜を舞台にしたヤクザ映画。「若親分シリーズ」としてシリーズ化されたものの一つ。「海軍少尉」と「若親分」との間を行ったり来たりするあり得ない状況設定だが、市川雷蔵ファンなら必見か?
・相変わらずの勧善懲悪もので、悪役の「内藤武敏」は徹底的に悪く描かれる。主役が一人で敵陣に乗り込むなど、ワンパターンの展開だが、目くじらを立てるほどでもない。それにしても内藤武敏は、全然ヤクザらしくなく、真面目なビジネスマンという感じである。
・内容はともかく、40年以上前の小山明子、高田美和など、なつかしい女優の姿を見るだけでも価値はある。当然、市川雷蔵のために作られた映画なので、市川のカッコよさが光る。
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