さよならS

LE PETIT VOLEUR

63
さよならS
3.0

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(3件)


  • ref********

    2.0

    まさか是ほど青いとは

     その日も返却がてら、いつも行くレンタルビデオ屋に立ち寄り 店内をブラブラ。  そうして歓楽街のネオン宜しくずらりと並んだDVDのパッケージを 眺めていると、本作に目が留まりました。  パッケージのコピーが私に「これは【青い】映画ですよ」 と訴えていたこの作品。それがなんとなく気になり、 結局借りる事に決めました。  おおよそこんな作品だろうか、と予想を抱きながら観始めると、 どうやらドラマチックな展開ではないらしい。  「あぁ成る程、こういうタッチね」 と、身構えた姿勢を修正して見続けるものの、 淡々と垢抜けない物語が続きます。    結局ずっと現実感の中を漂った物語は、ドキュメンタリーと また違う生々しさを残して終了しました。  けれど、それを言葉にせよと言われれば 「う~ん・・・」 と呻った後はなかなか二の句が継げません。  砕いて言えば中途半端、違う言い方ならば平凡、 とでも言えば良いのでしょうか。  小さな小さな物語という印象です。  一人の少年の成長を描く事に失敗しているとは思いませんが そこに作品のサイズ以上の感動はありません。  もう少し見せ方に貪欲な工夫があれば、シンプルなプロットだけに もっと化けた様な気はするものの、それが傑作とまでなるかと言うと それもちょっと考え辛い気がします。    もしかしたら、「自分は特別」だと信じていたのは 少年エスよりも寧ろ本作自身だったのかもしれません。  それほど【青い】映画でした。

  • sgy********

    4.0

    1カット目の意味。

    本作を最初に観たときにファーストカットの印象が強かった。 それは、およそ変なカットというか構図的に失敗しているカットだったから。 内容は怒れる少年のよくある話。 世界に、自分に、全てに絶望している少年は衝動的にアンダーグラウンドへ。。。 さして、目新しいところもなく淡々と進行していき終了する本作。 本来なら、数年経てば忘れてしまうんでしょうが、なぜか忘れられずにDVDまで購入し、何回も観てしまいました。 それでもやはり面白くも何ともない本作。 一体何なんだろう?と思い数年経つこと。。。 ある日、ふと気が付いたんです。 ワンカット目の意味を。 少年の心情とシンクロしてたんですね。 窮屈なワンカット目(初見ではヒキじりがなかったのかなと思いましたが) 少年の逼迫した心情、不満を表現していたことに気づきました。 そこからは全てのカットが心情に依っているものと気づき 映画の評価がかわりました。 彼女との口論のシーン、自暴自棄になり壁を殴るシーンなど。。。 本当にこういうことがあるから映画はやめられない。 映画をさらに好きにさせてくれた1本です。

  • 石井隼人

    2.0

    やりたいことはわかる。

    一切の映画的なものを廃し、リアリティを追求したいという意気込み。 だけど内容が面白くなければリアリティ以前の問題。 まったく印象に残らない作品でした。

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