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ドラキュラ都へ行く (1979)

LOVE AT FIRST BITE

監督
スタン・ドラゴッティ
  • みたいムービー 14
  • みたログ 48

4.06 / 評価:18件

一噛み惚れ

  • tra***** さん
  • 2008年8月1日 23時18分
  • 閲覧数 803
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

ちょっと昔のコメディいってみましょうか。コメディだけど主人公は、かの有名なドラキュラ伯爵。この血塗られたキャラが爆笑を呼び起こす。

ドラキュラネタでは、ずっと前に「魔人ドラキュラ」をレビューしてました。ドラキュラ映画の古典でベラ・ルゴシのダンディ&不気味なドラキュラに震えましたね。でも今回のドラキュラ、ジョージ・ハミルトンのキャラはダンディ&お茶目だ。「ドラキュラ都へ行く」。これは面白いぞぉw。

ルーマニアはトランシルバニアの古城。ドラキュラ伯爵は立ち退きを迫られていた。なぜかといえば、当時のオリンピック女子体操で世界中を「あっ」と言わせたルーマニアの妖精コマネチ(時代がわかるなぁ)の記念体育館を建設するという、とほほな理由のためだ。

どうせ立ち退くのならNYへ行こう、と決心するドラキュラ伯爵。理由はアメリカのファッション雑誌のモデルがいたく気に入ったから。記憶は定かではないが、モデルの名前はシンディ…だったかな?間違ってたら御免なさい。

この、らしくないドラキュラ伯爵、NYでの振る舞いが可笑しい。NYの夜の街、美女を襲い生き血を吸う。で路地裏に駆け込み嘔吐する。「う~ん…NYには処女はおらんのか?」

あんまりおおぴらに血を吸うわけにも行かないので、行ったところは血液センター。プラスチックバックの中の大量の輸血用血液のストックを見て目を丸くする。「さすがはNY。まるでスーパーマーケットだな」

これ以上のネタバレは勘弁という人のために一言だけ。この作品ね、とにかく吸血鬼の特質をちゃんと踏まえて、それをパロってるのが、いちいち笑えるんですよ。でも見たほうが100倍は面白いからネタバレで書いちゃいます。

ここから下、ネタバレ注意。








憧れのシンディ嬢を見つけ、何とか接近してデートの約束を取り付ける。で、初デート。マンハッタンの街を四頭立ての馬車でお迎えだ。デートのディスコ(また時代がわかるな)でのダンスシーンは圧巻。初めてのディスコに物怖じせず、ディスコミュージックにあわせて社交ダンスを激しく踊るドラキュラ伯爵。シンディは伯爵のエスコートで、まるでコマのように回る回るw

吸血鬼に3度血を吸われると、吸われたものは吸血鬼になる。伯爵の正体に気が付いたシンディの彼氏がドラキュラの魔の手から彼女を救おうと果敢に伯爵に挑むのだが…

「お前の弱点を知っているぞ。喰らえ!」「うわっ、く、苦しい…?…おい、なんでワシが「ダビデの星」で苦しまなきゃならんのだ?」

「今度こそお前の息の根を止めてやる。喰らえ!」バン!バン!バン!「うわっ…?…おい、銀の弾丸で死ぬのは狼男だろ?」

シンディは2回血を吸われている。シンディも伯爵の正体を知っている。正直いって人間の彼氏より吸血鬼の伯爵に魅かれているが、自分が吸血鬼になるには当然抵抗はある。とはいうものの伯爵に血を吸われる目くるめく快感が忘れられない…。

シンディは美しいのだが、性格は結構あばずれ。一方、伯爵はあくまで紳士でダンディでやることは古風でキザ。この対比が可笑しいですね。それとシンディの彼氏のボケっぷりと伯爵のツッコミが漫才のようでこれまた可笑しい。

原題の「LOVE AT FIRST BITE」直訳すれば「一噛み惚れ」ですね。吸血鬼もののコメディらしくいい題名です。

この作品ってビデオやDVDないんですか?面白いのになぁ。リリースされたら絶対に買いの一品ですよ。お薦めだ。

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