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ドラゴン怒りの鉄拳 (1971)

精武門/FIST OF FURY/CHINESE CONNECTION/THE IRON HAND

監督
ロー・ウェイ
  • みたいムービー 91
  • みたログ 1,007

3.79 / 評価:320件

ラストにすべての怒りを込めて

  • ジャンゴ さん
  • 2010年8月27日 20時52分
  • 閲覧数 1027
  • 役立ち度 37
    • 総合評価
    • ★★★★★

ブルース・リーの最高傑作は?と聞かれると普通は「燃えよドラゴン」でしょう。私は「ドラゴン怒りの鉄拳」です。
このリーの肉体は、太い筋肉の上に少し脂肪が覆った筋肉美で惚れ惚れする体です。顔もみずみずしく若い!上下白のスーツを着たリーは、均整がとれていて、とてもダンディです。「燃えよドラゴン」のリーは脂肪0の鋼のような筋肉ですが、鍛えすぎの食傷気味の病的な印象を受けます。顔も水分がなく若さに欠けて見えます。
技に関しては、キック、パンチ、ヌンチャクなどが、水の流れのように連続してバッタ、バッタと敵を倒します。「燃えよドラゴン」では、このリーほど連続技は披露しません。

このリーの魅力は、肉体美やカンフーの技の他に「権力への怒り」が全編に漂っています。中国を侵略した日本やロシヤへの怒りです。耐えに耐えた怒りが(実際はそんなにガマンしていません)爆発して日本の道場破りという形を取ります。たとえ悪い奴らでも殺人の罪は償わなければなりません。そしてラスト・・・・・
警察に連行されたりーを待ち受けていた者は、拳銃を手にした外国警察でした。リーの顔が虚無から空しさを込めた怒りの表情に変わります。アチョ~!!の怪鳥音と共に空高く舞い、ストップモーション、バキューン、バキューン!拳銃の音・・・・
ラスト彼は何を思ったのでしょうか?「日本人への怒り」「中国人に生まれた怒り」「警察の裏切りへの怒り」「裁判も受けられない怒り」・・・・すべての怒りを込めてアチョ~~!!
上手く言葉で説明できません。初めて劇場で観てから35年経ちますが、ラストシーンが脳裏に焼き付いたままです。

詳細評価

物語
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