あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
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作品レビュー(22件)
- ech********
2.0点
主題とか訴えたいことは別にない。 ドラマチックもサスペンスもない。 といって、評論家が喜びそうな面倒くささもない。 更に、主演級スターの4人が全く魅力的でない。 1.5倍速でなんとか最後まで到達、とてもつまらない。 こういうの好きな人も、たまにいるのはわかりますが。
- エル・オレンス
3.0点
脚本にはインパクトや面白さがほとんど無く希薄で、キャラクターも誰も共感できない2時間でした。コメディなのかシリアスなのか路線が不安定だったのも残念。フランシス・マクドーマンドも大好きな女優ですが、あの学長役は別に彼女じゃなくても良かった気が。 新鮮だったのは、普段は自信家で野心に溢れる役が多いマイケル・ダグラスが、珍しく枯れた男を演じていたことくらい。 あと、トビー・マグワイアが、スパイダーマンになる2年前の本作で、のちのアイアンマンであるロバート・ダウニー・Jrと共演、さらに1年前の『サイダー・ハウス・ルール』(1999)で、のちのアントマンであるポール・ラッドと共演しているのも興味深い(笑) ====================================== ★2000年アカデミー賞 歌曲賞受賞 (※作品賞ノミネート) ★2000年ゴールデングローブ賞【ドラマ】 主題歌賞受賞 (※作品賞ノミネート)
- つとみ
5.0点
教訓はあまりないしメッセージ性も薄いし、ストーリーはハチャメチャだし、犬がひどい目に合うし、内容そのものがラリってるような作品で、正直あまり面白いともいえないだろう。 でも私は好きなんだ。 半ばヤケクソでメチャクチャに落ちていくマイケル・ダグラスは哀愁漂うし、両刀使いでどこかキモくてマイペースなロバート・ダウニーJr.は面白いし、不思議さ全開の新たなワンダーボーイ、トビー・マグワイアは激流にのまれる木葉のようかと思いきや、しぶとくのまれず激流を越えていく。 何より上目遣いのケイティ・ホームズは魅力的すぎて、加点せずにはいられない。 ヤンチャして破壊しまくるような作品は嫌いなんだけど、本作は壊れていく今と過去と未来を必死に修復しようとする物語で、実際は大して修復はされないのだけれど、それでも足掻いてもがいて苦しんで、諦めたり悟ったり、壊したり壊さなかったりしながら、結局はあまり何もないけれど、これって正に創作に対する生みの苦しみってやつじゃない? 悩んでも悩まなくても結果はそんなに変わらない。ラリっても素面でも(大体ずっとラリってるが)あんまり何も変わらない。欲しいものは意外と足元に簡単に転がってたりするのかも。 そんな適当な雰囲気が好きなんだ。多分。 ケイティの加点を入れたら星5つになっちゃうな。
- ソロビッチ
2.0点
「私が傑作を書いた時もラリっていたし、賞を取った時受け取った時もラリっていた」ダグラス 作家で教授のダグラスと学長のサラが不倫妊娠あり得ない。年寄りが恋愛するなとは言わないが妊娠なぞ不適切。ジェームスもクラブツリーとホモってた時点で見放した。どんな自閉症だよ。ハンナもダグラスに迫るなボケ。モンローのコートもあの女にあげる気にならない。 とにかく自己満足内輪受けのつまんない映画。 ファビュラスベイカーボーイズ恋の行方の脚本家だから期待したけどガッカリ。センスはあるのはわかったけどガッカリ。 45点
- Siwgrcumi88
5.0点
ワンダーボーイといえば、バットマンの相棒(サイドキック)の 初代ロビン=ディック・グレイソンのことじゃねの? そうかこれは、BATMAN AND ROBINになぞらえ(俗語にもなってます) 『切っても切れない関係』の二人となる年長の男が年若の恋人(男)を持つ話なのか。 観た当時は、そんなことをボンヤリ思ってニヤケテしまった。 そういや奇しくも、その2人は後のスパイダーマンとアイアンマン! ...って、そこが主題の映画じゃございませんのでお間違えなく。 第一、ロビンはボーイワンダーで ちょっと意味が違いました。 ボーイワンダーは、並外れた才能を持つ若者。 ワンダーボーイは、若くして異例に成功した人。 何を隠そう...いや別に隠していないけど、実は私はこの映画が大好きなのです。 どういう経緯かわからないが、全く予備知識なく、急遽、劇場の前で決めて 入ったのだが、見終わって「意外に面白かったやん!」と話したことは覚えている。 その後、記憶の彼方に飛んでいたが、BS放送で改めて見て こんなに私のツボにはいる作品であったのだと再認識。 マイケル・ダグラスにダウニーJr.、トビー・マグワイア、 フランシス・マクダーウェル、ケイティホームズ・・・ 今考えると錚々たるメンツ。 当て書き?とも思えるほど キャスティングがハマっていました。 そして監督が名作LAコンフィデンシャルのカーティス・ハンソン。 ストーリー的にもそうだけど、日常のちょっとした事件の中、 皆 自然体というか気負った演技をしてなくて、こう なんというかユル~い感じが好き。 好きが高じて原作も購入しましたが、あっちはかなり長い。 ジェイムスがグラディの嫁の実家で過ごす部分などかなりはしょられております。 でもって、ラスト含め随分と変えられております。 ですが、映像化されてコンパクトに収めた分、よりユーモア度が増したというか、 コメディ的要素が強くなって分かり易くなったような気がします。 ベストセラーを生み出しながら、その後はサッパリ書けなくなった大学の文学教授兼作家のグラディ。 3度目の妻にも逃げられ、ダブル不倫中の上司でもある愛人には妊娠を告げられ にっちもさっちもの状態。 現実逃避なのかマリファナを常用し、フラフラでなんだかパッとしない。 演じるMダグラス、意外にも良かった。 それまであのギラついたアクの強い感じが嫌で、ゼダジョン姐さん、なんであんなヤツと結婚しちゃったんだろうと思っていたけど、これに関しては周囲の人間に右往左往させられ、困惑するダメ男っぷりがうまかった。 そんな彼の大学の教え子の一人、ジェイムスは文学クラスでも浮きまくりの変わった子。自殺したセレブに異常に詳しい。 往年のハリウッド映画のマニアで(→ここツボ!) 自らも自殺願望のある困った不思議ちゃん。 グラディがそんな映画好きのジェイムスに浮気相手の旦那のモンローコレクションをコッソリ見せることに端を発して巻き起こるちょっとした事件。 妄想癖のあるよなジェイムスを通じて周りの人間がちょっぴり変化し、前進していくという実にホノボノ(?)とした作品なのです。 ある意味ジェイムスは天が遣わせた純真無垢な天使のような子で文字通りのWonderboy。 トビーはハマり役過ぎてコワイぐらい。 普段はボヤ~んとして焦点の合ってないような目で愛玩動物的(良くいえばバンビちゃん、悪くいえばナマケモノ?顔)なのに、時としてシャープで獲物を威嚇するような鋭い目と表情になる。 こーいう瞬時に豹変する演技が出来るのはやっぱ凄い。 なぜに彼がスパイダーマンに抜擢されたかがよく理解できる。 そしてダウニーJr.。 グラディの友人で担当編集者だが、ヒット作に恵まれず、クビ寸前でこちらも崖っぷち。 だがあくまでもマイペースでクールに振る舞っているのが 実に『らしい』感じ。 のちのトニー(アイアンマン)やシャーロック(ホームズ)に相通じるところが随所にあります。 こちらもあの目ヂカラはハンパないから、トビー扮するジェイムスを見初めるシーン、 ジッと凝視すんのがヤラしーイのなんのって。 まさに獲物を捉えた肉食動物の目。 危うし!トビー!喰われちゃう~! ハッキリ言いますが、当時は主役そっちのけで 終始コヤツの行動にハラハラ、ドキドキしてました。 執行猶予の身でありながら、ハンソンは彼に出演依頼したらしいけど、まさに適役だったと思います。 我々友人の間では(そういう役も多いし)彼がゲイであることは定説になっていたもんな。 因みにトロピックを見た時、思わず声あげそうになったことは言うまでもない。 あれは、ロバートのご指名? というわけで(どういうわけ?)ボーイワンダーとなるジェイムスを、クラブツリーもなんのかんの言いつつ献身的に支えていきそうね♪(また、話脱線)
スタッフ・キャスト
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受賞歴
LA批評家協会賞第26回
アカデミー賞第73回
ゴールデン・グローブ第58回