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ワンダー・ボーイズ (2000)

WONDER BOYS

監督
カーティス・ハンソン
  • みたいムービー 77
  • みたログ 492

3.40 / 評価:105件

スパイダーマンとアイアンマンがヤラい!

  • hjakeath8 さん
  • 2012年11月11日 1時04分
  • 閲覧数 2571
  • 役立ち度 9
    • 総合評価
    • ★★★★★

ワンダーボーイといえば、バットマンの相棒(サイドキック)の
初代ロビン=ディック・グレイソンのことじゃねの?

そうかこれは、BATMAN AND ROBINになぞらえ(俗語にもなってます)
『切っても切れない関係』の二人となる年長の男が年若の恋人(男)を持つ話なのか。

観た当時は、そんなことをボンヤリ思ってニヤケテしまった。
そういや奇しくも、その2人は後のスパイダーマンとアイアンマン!

...って、そこが主題の映画じゃございませんのでお間違えなく。

第一、ロビンはボーイワンダーで ちょっと意味が違いました。
ボーイワンダーは、並外れた才能を持つ若者。
ワンダーボーイは、若くして異例に成功した人。

何を隠そう...いや別に隠していないけど、実は私はこの映画が大好きなのです。

どういう経緯かわからないが、全く予備知識なく、急遽、劇場の前で決めて
入ったのだが、見終わって「意外に面白かったやん!」と話したことは覚えている。

その後、記憶の彼方に飛んでいたが、BS放送で改めて見て
こんなに私のツボにはいる作品であったのだと再認識。

マイケル・ダグラスにダウニーJr.、トビー・マグワイア、
フランシス・マクダーウェル、ケイティホームズ・・・
今考えると錚々たるメンツ。
当て書き?とも思えるほど キャスティングがハマっていました。

そして監督が名作LAコンフィデンシャルのカーティス・ハンソン。

ストーリー的にもそうだけど、日常のちょっとした事件の中、
皆 自然体というか気負った演技をしてなくて、こう なんというかユル~い感じが好き。

好きが高じて原作も購入しましたが、あっちはかなり長い。
ジェイムスがグラディの嫁の実家で過ごす部分などかなりはしょられております。
でもって、ラスト含め随分と変えられております。

ですが、映像化されてコンパクトに収めた分、よりユーモア度が増したというか、
コメディ的要素が強くなって分かり易くなったような気がします。

ベストセラーを生み出しながら、その後はサッパリ書けなくなった大学の文学教授兼作家のグラディ。
3度目の妻にも逃げられ、ダブル不倫中の上司でもある愛人には妊娠を告げられ にっちもさっちもの状態。
現実逃避なのかマリファナを常用し、フラフラでなんだかパッとしない。

演じるMダグラス、意外にも良かった。
それまであのギラついたアクの強い感じが嫌で、ゼダジョン姐さん、なんであんなヤツと結婚しちゃったんだろうと思っていたけど、これに関しては周囲の人間に右往左往させられ、困惑するダメ男っぷりがうまかった。

そんな彼の大学の教え子の一人、ジェイムスは文学クラスでも浮きまくりの変わった子。自殺したセレブに異常に詳しい。
往年のハリウッド映画のマニアで(→ここツボ!) 自らも自殺願望のある困った不思議ちゃん。

グラディがそんな映画好きのジェイムスに浮気相手の旦那のモンローコレクションをコッソリ見せることに端を発して巻き起こるちょっとした事件。

妄想癖のあるよなジェイムスを通じて周りの人間がちょっぴり変化し、前進していくという実にホノボノ(?)とした作品なのです。
ある意味ジェイムスは天が遣わせた純真無垢な天使のような子で文字通りのWonderboy。

トビーはハマり役過ぎてコワイぐらい。
普段はボヤ~んとして焦点の合ってないような目で愛玩動物的(良くいえばバンビちゃん、悪くいえばナマケモノ?顔)なのに、時としてシャープで獲物を威嚇するような鋭い目と表情になる。
こーいう瞬時に豹変する演技が出来るのはやっぱ凄い。
なぜに彼がスパイダーマンに抜擢されたかがよく理解できる。

そしてダウニーJr.。
グラディの友人で担当編集者だが、ヒット作に恵まれず、クビ寸前でこちらも崖っぷち。

だがあくまでもマイペースでクールに振る舞っているのが 実に『らしい』感じ。
のちのトニー(アイアンマン)やシャーロック(ホームズ)に相通じるところが随所にあります。
こちらもあの目ヂカラはハンパないから、トビー扮するジェイムスを見初めるシーン、
ジッと凝視すんのがヤラしーイのなんのって。
まさに獲物を捉えた肉食動物の目。

危うし!トビー!喰われちゃう~!
ハッキリ言いますが、当時は主役そっちのけで 終始コヤツの行動にハラハラ、ドキドキしてました。

執行猶予の身でありながら、ハンソンは彼に出演依頼したらしいけど、まさに適役だったと思います。
我々友人の間では(そういう役も多いし)彼がゲイであることは定説になっていたもんな。

因みにトロピックを見た時、思わず声あげそうになったことは言うまでもない。
あれは、ロバートのご指名?

というわけで(どういうわけ?)ボーイワンダーとなるジェイムスを、クラブツリーもなんのかんの言いつつ献身的に支えていきそうね♪(また、話脱線)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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