作品レビュー(55件)
- hik********
2.0点
監督があのウェス・クレイブンと知って仰天しました。 音楽教師が殺人鬼になるのかと混乱してしまいました(笑)。 さておき、あのホラー監督がこんなシリアスで感動的な映画を手がけるとは夢にも思いませんでした。 メリル・ストリープの演技は言うまでもなく、問題を抱える子どもたちにも響く、感動作でした。
- NUG
1.0点
の盛り上がりが全くない。そもそも音楽そのものがカタルシスを得られる武器なのである。それを用いながらこんなに退屈な映画を作るのも難しいだろうなと思いました。「オーケストラ!」を観てない方はそちらをお薦めします。
- hok********
5.0点
ネタバレバイオリンの音色が紡いだ奇跡
このレビューにはネタバレが含まれています。 - エル・オレンス
5.0点
あらすじだけ見ると、『天使にラブ・ソングを2』(1993)のような、荒れた学校を、一人の女教師が変えていくといった、良くも悪くもありがちなシナリオ展開を予想していたけど、観てみるも、音楽教師ロベルタ対子供たちという構図ではなく、彼女一人に焦点を当て、人との出逢いや、課題や困難に立ち向かい、奮闘して生き抜く様を丁寧に描いていて感動しました。やはり母は強し! また、貧困、人種、雇用形態、偏見―・・多様な人権問題が本作で触れられており、アメリカ社会の縮図としても考えさせられます。 メリル・ストリープの驚異の演技力に関しては、本作に限らず凄いけど、あのバイオリン演奏の出来栄えには驚愕しました。本作のために、毎日6~8時間を超える猛練習に挑んだそうで、天性の演技の持ち主でも、やはり陰で計り知れない努力を重ねているのだから偉大です。 これまでにアカデミー演技賞3回(候補19回)、ゴールデングローブ賞8回(候補29回) という輝かしい実績を誇る彼女。引退前にもう一度くらい獲ってほしいですね~
- mas********
4.0点
ヴァイオリンを前面に押し出してほしかった
- bir********
3.0点
有名女優さんだけど、この人がベストなチョイスだったのかは疑問。 この方何をやっても、物腰のやわらかさが出ちゃうと思うんです。もっとハードな感じが良かったと思うので。 素晴らしい実話ですけど、映画は当たり前の出来になってます。 クレイヴン監督の初ノンホラー映画ですけど、目新しい事は何もしてないと思います。
- com********
4.0点
ネタバレ全部見てほしい
このレビューにはネタバレが含まれています。 - tatitukusumaegam
5.0点
ネタバレメリル!
このレビューにはネタバレが含まれています。 - gag********
3.0点
実話ということで、ゼロから良くあそこまで築き上げたものだなと感心させられた。 夫に出て行かれ、子供には母親が父を追い出したと勘違いされたり、コンサート会場が使えなくなったり、クビの危機など数々の苦悩、困難を乗り越え怯まず気概を示す姿が素敵でした。 それ故にラストのコンサートでの成功(スタンディングオベーション)はグッとくる。
- hea********
3.0点
よくある落ちこぼれ更生モノですが、方法がカリスマや情熱やスポーツではなく音楽でと言う映画です。 メリル・ストリープの演技が下手なわけないんですが、どうも感動の押し売り感を感じてしまいます。 予算や人種や貧困や親の干渉などに遭いながらも、カーネギーホールを目指します。 よく出来た作品ではありますが、似た内容のライバル作品に強力なのがたくさんありますね。 陽のあたる教室とか。
- www********
3.0点
劇中に描かれている主人公の臨時女性教師なんですが‥、ちょっと性格的に尊敬出来ない感じがしてしまい残念でした。 実話を題材にされているようなのですが、もっと周りの協力者の人達や、生徒さん達にフォーカスした方が良かったような気がします。 少なくとも女教師のヒステリックなキーッキーッ声は少しイラッとしました。
- pin********
2.0点
実話のようですが、あのカーネギーホールで素人が(子供たち) 大変難しいヴァイオリンを演奏したなんてすごい話ですね。 どれくらい練習したんでしょうか。子供は吸収が早いといえビックリです。 しかも、パールマンやスターンがでてきたので驚きました。 ヴァイオリンに興味がある人は楽しめると思いますが、 話じたいは、音楽の楽しさが伝わってくるわけでもなく、感動的でもなく、、 実話なのでしょうがないといえばそうですが もっと心に響くものを期待してしまいました。
- tak********
2.0点
残念ながら私には全然ハマりませんでした。 こういう音楽ものの作品ってやっぱりオーソドックスな展開を期待してしまいます。 練習に練習を重ねて最後にコンサートで素晴らしい演奏を披露!それで感動! というのを期待して観ました。 でも、なんだか練習風景がいまいち描き切れていないというか。 先生のプライベートなシーンが多すぎるというか・・・。 子供たちの個人個人にあまりスポットが当たっていなくて スポットが当たっているのは常に先生。 先生のプライベートなシーンが正直退屈でした。 だから、この先生にあまり共感ができないっていうか魅力を感じなくて。 もっと子供たちにスポットを当てて練習風景とかそういうのを描いて欲しかった。 そういうのが薄いから、最後のコンサートのシーンもあまり感動ができませんでした。 完全に子供たちだけでやってるわけでもないしね。 主役のおばさん先生にもう少し魅力があればまた違った感想になっていたかもしれません。
- tat********
2.0点
『エルム街の悪夢』や『スクリーム・シリーズ』を世に送り出したスプラッター・ホラーの第一人者ウェス・クレイヴンが監督したヒューマン・ドラマという理由だけで見ることにした1本。イースト・ハーレムの小学校で臨時講師として雇われた元バイオリニスト、ロベルタ・ガスパーリ(メリル・ストリープ)が教え子たちとカーネギーホールで演奏会を開くまでを描いた感動のトゥルー・ストーリーなのだが、あのクレイヴンがなぜという?がまず頭に浮かぶのだ。 『スクリーム』続編の話が来た時に、クレイヴンがバーターで出した条件が本作品の映画権獲得だったというから驚きだ。要する念願がかなった記念すべき作品なのだが、内容的には・・・。当然観客はこのヒューマンドラマの中に『スクリーム』との共通点を探しながら見るわけなのだが、いうことをきかない生徒に切れたメリル・ストリープがバイオリンの弦で子供の首を絞めるような残酷なシーンは当然のことながら登場しない。唯一特徴的な点をあげるとすれば、主人公のバイオリン教師が旦那に逃げられたことを引きずって子供たちにヤツ当たり気味に接する程度で、ラストの大団円も含めていたってノーマルな感動ストーリーだ。 要するにわざわざウェス・クレイヴンが撮る必然性をまったく感じないのである。ちまたでは「新分野へのチャレンジ」だとか言われているけれど、本作品の映画権獲得にクレイブンがこだわった理由がまったく見えてこないのだ。オムニバス映画『パリ・ジュテーム』でもまったくらしくない短編をとって見事にずっこけていたクレイブンに、ゆめゆめ賞狙いの映画監督などにはなってほしくない。正統派ホラーの第一人者として、これからもハリウッドの固定観念をズタズタに切り裂いていってほしいのだ。
- gor********
5.0点
実は拝見する前はこの手のお涙ちょうだいものの、 子供たちに熱血教師が心血を注いで、 みんな最後はハッピーエンドってのが 苦手というかあんまり好きではなかったんですが、 この作品に至っては笑いあり涙ありと、 最後まで楽しませてもらいました。 たぶんひとえにメリル・ストリープあっての 作品だったんじゃないでしょうか。 もちろん徹底した役作りもありましょうが、 彼女の根っからのキャラクターなんでしょうね。 豪快さと繊細さを兼ね備えた素晴らしい女優さんですね! 見てよかったと思えるこういう作品こそが心底温まる、 ほんとに心が優しくなれる作品なんでしょうね(^o^)
- ask********
5.0点
ネタバレ心で弾くのよ!
このレビューにはネタバレが含まれています。 - mka********
3.0点
ハーレム地区の小学校。 そこでバイオリンクラスを持った臨時教員の、実話を基にした物語。 主演はメリル・ストリープ。 監督はウェス・クレイヴン。 夫と別居しニュージャージーに戻ってきたロベルタ(メリル・ストリープ)。 母親に職を探すように促された彼女は、友人の紹介をきっかけにハーレムの小学校でバイオリンクラスを受け持つ事になる。 彼女の熱心な授業は少しずつ評価され、10年後には人気授業へと変わっていくのだが・・・ 小学校のバイオリンクラス。 アメリカにはそんなものがあるのかと思いました(日本にもある)。 しかも、音楽・美術は選択科目なのでしょうか? 日本では今も両方やっているのですかね。 内容としてはロベルタの奮闘記といった所で、学校とプライベートでの出来事が描かれます。 このロベルタという女性は、なかなか個性的な人で身近にいるとちょっと大変そうです(笑)。 但し、バイオリンに懸ける情熱には尊敬できるものがありました。 この作品で印象に残った点は、音楽を通した教育という点です。 ちょっと私的な話をしますと、私は教育学部出身でして友人には教師が多数おります。 そういう訳で「教育」というキーワードには、かなり過敏になってしまいます。 教育論というのは、誰にでも語れる、誰にでも自分なりの考えがあり、且つ誰にでも関係する話です。 それは職務上致し方ないのかもしれませんが、自分の事として考えるとPTAやらマスコミにワイワイと叩かれる環境というのはちょっとウンザリです。 友人と話していても心を痛める機会は多いです。 そう考えると、ロベルタのスパルタ教育を全面的に肯定する事は自分にはできませんでした。 子供の性格は様々であり、「怒鳴りつけて結果を出す事=善」という大筋に違和感を覚えました。 厳しさは結果を出す為には手っ取り早い手段ですが、子供に抜きがたいトラウマを植え付けるリスクも存在します。 大人ならともかく、子供に「解り易い結果」を求める事は多少危険に思います。 同時に、とりわけ音楽、スポーツという領域は幼稚園程度の年齢からのレッスンが大きくものをいうという事もあります。 そこが、難しさだと思います。 バイオリンクラスの臨時教員の姿を描く物語。 小難しいレビューになってしまいましたが、考える事も多い作品でした。 「教育」を考える時には、自分や身近な人だけではなく小学校や中学校のクラス全員の事を思い出してもらいたいです。 色んな人間がいたと思います。 彼ら全員に対してベターである事を、教員は意識していると思います。 そして義務教育の子供さんを持つ親御さんには、そういう教員の立場について理解して頂けると幸いです。
- bon********
5.0点
この映画は、今の時代に生きる子供達に見せるべき映画だといいたい。 有名な演奏家が多く出演し、この実話に基づいた感想を述べているが、今の子供達に賭けるものを切々と述べている。 音楽は心で演奏する、特にグループでの演奏、それをステージに持って行くための過程において、子供たちの成長の上で必要な物がたくさんある。そのことを訴えている映画だと思った。自分たちがステージでの演奏から得られる感動は、お客様にまで伝わりそして感動によって子供たちの心は成長していく。 音楽によって廃れた街は、変えられる。 今子供達は、その音楽から離れて行っている。活動をしているのは、年寄りばっかり。子供から音楽を取り上げれば、年寄りがいなくなれば、街から音楽が消えてなくなる。 街は廃れるんですよ、という教訓を示している映画だと思った。 何度見てもいい映画だし、子供達とその親にぜひとも詩せてあげたい映画です。
- gog********
4.0点
絶叫映画ばかり撮っていたウェス・クレイブン監督が、温かなヒューマン映画を撮ったという事で意外に思った作品。音楽教師を演じたメリル・ストリープはアカデミー主演女優賞にノミネートされた。
- rsmqd
4.0点
NY イーストハーレム 実存した、女性ヴァイオリン教師、ロベルタ・ガスパーリのお話しです 始まりは、50挺のヴァイオリンと"キラキラ星”の演奏 10年で1000人の子供達にバイオリンを教えた臨時教員 様々な人種、家庭環境、そんな子供達が白人教師の元で音楽にふれあい輝いて行きます そして、教師も又、音楽を伝える喜びに目覚めて行きます ラストはカーネギー・ホールでの演奏は圧巻です! 『演奏する時大切な事はハートで弾くこと』 ロベルタ・ガスパーリが子供達に教えた事です メリル・ストリープ・・・どんな作品でもそうですが、やはり、すばらしかったです 実際に、役作りのためにヴァイオリンの猛特訓を行い自分で演奏しているそうです ウェス・クレイヴン・・・“スクリーム”“エルム街の悪夢”の監督です ちょっぴり驚きでした^^ そして、この作品の主題歌“Music Of My Heart”心の琴線に触れました^^