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月

113

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4.0

ロック座大入り満員!おめでとう御座います

わが青春のストリップと言えば渋谷の道頓堀劇場だが、 ストリップの総本山と言えば、浅草「ロック座」だろう。 アダルトビデオを引退した、樹まり子や美穂由紀、鮎川真理、なんかが出ていたよね。 みんな、人懐っこくて優しい女の子たちだった。 夏木マリのショーもここで観たし、年末にはニューイヤーロックフェスで、 ジュリー、ショーケン、優作、キヨシロー、みんな、ココのステージに立って 裕也大先生と、踊り子さん達と楽しそうに唄ってた。 もう、あれから20年以上になるのか? 大向美奈子とかゆう娘のオカゲで、久々の大入りらしい。 この「月」という黒木瞳主演の、母子もの。 実は、このロック座が、舞台になっている。(名前変えてるけどね) 黒木瞳が、年増の専属ストリッパーに扮して、 下町の人間模様を描いた、「浅草好き」には溜まらない映画だ。 ナニゲに、キンちゃんも出ている。 俺がこの「ロック座」に初めて来たのは、大学1年の時、 道頓堀の狭さになれてた俺は、ここの広さにビックリした。 それと、舞台照明の凄さにも驚いた、ピンク・フロイドかと思ったら、 踊りの時に、フロイドの「タイム」がかかって、最高だったのを憶えている。 ストリップって、演歌だと思っていた俺は、感動しまくりだった。 「ホワイルマイギタージェントリーウィーブス」「愛しのレイラ」 オーティスの「愛し過ぎて」で、感情たっぷりに踊る踊り子さん。 ピンクのライトは、女性の肌に凄く似合うのだ。 サンタナの「センシティヴウーマン」で激しく踊ったと思ったら、 ツェッペリンの「タンジェリン」のイントロ・・・体中、電気が走った。 ストリップって・・・凄い・・・偉く感動したのを憶えている。 特にロック座の踊りは、もう芸術だよね。綺麗だよ。 で、今は素人みたいなのが多いけど、 昔は、この映画の黒木瞳みたいに、専属の「プロ」のお姉さんがたくさん居た。 ブリッジしたまま首からゆっくり起き上がったり、 片足頭につけて、クルクルまわる荒技を観たりすると、 自然と拍手してしまいます。 やっぱ、つまらなくなってきたのは、マトモに踊れる人が居なくなって来たよね。 踊り子さんのうまい、ヘタは、足元を見りゃすぐワカル。 ヘタな娘は、足元がブレるの。 うまい娘は、つま先が踊ってても、ピシッピシッと止まってるんだね。 俺、思うんだけど、ストリップを観に行く様な男は、 絶対、女性に対して手なんか挙げないと思うよ。 基本、女性に夢を持っていたいロマンチストが行く所だと思う。

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