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パール・ハーバー (2001)

PEARL HARBOR

監督
マイケル・ベイ
  • みたいムービー 80
  • みたログ 3,747

2.72 / 評価:853件

戦争ものに恋愛をかぶせようとして大失敗

  • bat***** さん
  • 2018年3月30日 2時42分
  • 閲覧数 1283
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

戦争映画、と聞くと何を思い浮かべるかは人それぞれかもしれない。私は、戦争の悲惨さや、その時代に生きた人々のひたむきさ、といったものを思い浮かべる。あまり戦争映画の中に恋愛ばかり特化させて描かれることはない。もちろん要素の一つとしての恋愛があるのはうなづけるのだが。

この映画は、戦争映画というよりは、恋愛映画である。人と人との愛、とかではなく、恋愛映画、という感じなのだ。恋人が死んだと思ってその親友とくっついたら実は生きていた、なんて、ちょっとベタすぎるというか、あまり魅力のない設定だ。

そこに「パールハーバー」の悲劇が合わさっている意味が分からないというか、「パールハーバー攻撃」であった必然性が全く見いだせないのだ。別にどこの戦いでもなんでもよかったのでは、という。もっというと、イヴリンとダニーがくっつく過程が割とアッサリ描かれるので、個人的にはレイフがかわいそうに思えて仕方がなかった。

しかし、繰り返すがこの人間模様を描くのに「パールハーバー」である必要性が全くない。戦争ならどこでもよかったのではと思えて仕方ないのだ。


こういう映画にリアリティを求めるのは無駄だとわかっているが敢えて言う。日本のことを適当に描きすぎである。敵だからどうでもいいのか、そのあたりはどのような意図があってああなったのかはわからないが、びっくりするぐらい雑だ。

本当の意味でアメリカ視点の「パールハーバー」を描きたいなら、逆に日本側のこともきっちり描いた方がより真剣に伝わったのではと思ってしまうほどであった。


「パールハーバー」というと悲劇の地ではあるのだが、それにしては描き方が雑である。また、主人公の恋愛模様を「パールハーバー」に絡めて描く必然性が全く見いだせない。特に主人公が死んだと思って、ヒロインと親友が結ばれる過程はやけにあっさり描かれるのでただただ主人公がかわいそうだという印象。ヒロインが寂しさの中で頑張ったとか、耐えた結果仕方なくとか、そういうところが伝わってこなかったのが残念。戦争映画、というよりは青臭い恋愛映画と思って見たほうが無難かもしれない、

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