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モリー先生との火曜日 (1999)

TUESDAYS WITH MORRIE

監督
ミック・ジャクソン
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3.95 / 評価:92件

学者先生があまり人生など講義されない方が

  • 百兵映 さん
  • 2018年1月9日 15時39分
  • 閲覧数 518
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

あっぱれな先生ではある。何だか宗教家のようであるが、社会学者である。社会学の科学者だから、『火曜日』の「授業」が、もちっと科学的に議論などなさるかと思いきや、人は如何に生くべきかという人生論に集約され、「生くべき=往くべき=逝くべき」に昇華?され、「=愛し合うべき」に収斂される。

卒業生(弟子?)との『火曜日』の対話録が、“名言集”となる。実際、インターネットのサイトに散見される。そこからいくつかを拾ってみる。

「いかに死ぬべきかを学べば、いかに生きるかも学べる。」
「人生でいちばん大事なことは、愛を外に出す、受け入れ、
 その方法を学ぶことだよ。」
「人に与えることで自分が元気になれるんだよ。」
「自分を赦しなさい。そして人を赦しなさい。」
「互いに愛しなさい。さもなくば滅びがあるのみです。」

こうして集められ、並べられると、ストンと腑に落ちることもなく、だからといって、いつまでも気になる一句もない。素通りしてしまう。だからこそ、毎週火曜日に小出しにされる小説風に仕立てられたのであろう。

あっぱれな先生ではあるが、映画にするのであれば、あまり欲張らないで、例えばこれら名言のひとつだけをとって、「人に与えることで自分が元気に……」を、どう与えどう元気になったか、という生き様をドラマ化するのがよろしかろう。さもなくば、学者らしく、先人(思想家・芸術家・宗教家等々)のトレースではない自学説を論理的に検証・吟味などして全うされるのが筋ではなかろうか。いや、学者だからこういうドキュメンタリーにしかならないのか。

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