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PLANET OF THE APES 猿の惑星 (2001)

PLANET OF THE APES

監督
ティム・バートン
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2.89 / 評価:765件

解説

 そのユニークな設定と衝撃のラストでSF映画の金字塔となった68年作品を「シザーハンズ」「バットマン」のティム・バートン監督が再映画化。リメイクを超えたリ・イマジネーション(再創造)として甦る。西暦2029年。惑星間の偵察を行っていたスペースステーション、オベロン号に乗る宇宙飛行士レオ。ポッドでの偵察行動の際、謎の惑星に墜落。なんとか脱出したレオだったが、彼はそこで猿に人間が支配されている光景を目のあたりにするのだった……。

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映画レポート

(C)2001 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
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「PLANET OF THE APES/猿の惑星」─SF的醍醐味はそのままにバートン監督ワールドを創造

ティム・バートン版の「猿の惑星」と聞いて、ファンならずとも一抹の不安を抱いただろうが、まずは心配無用。バートン監督らしい映像が随所にあふれ、見所たっぷり。まさに“リ・イメージ”という感じ。画面全体がノワールというかダーク・トーンで。エイプ・シティなんて、まるで「バットマン」のゴッサム・シティのごとし。さらに驚かされるのは、全編通してグラフィカルなバイオレンスに満ちている点。人間のカリカチュアとしての猿の獣性を強調するあまり、リック・ベイカーの特殊メイクの凄さも手伝って、ティム・ロス扮するセード将軍の暴力性は、子供が見たら泣き出しそうな凶悪さ(ま、そこがオトナにはちょいと堪らないけどね)。

来日時の監督の言葉を拝借すれば「アウトサイダー」がこの映画のキーワード。不時着したレオにしろ、奴隷状態にある人間たち、それに猿たちさえも、この惑星にとって部外者なわけで、それは、これまでのバートン作品に共通のテーマ。それに、「猿の惑星」のSF的醍醐味である既成の価値観の逆転/相対化の発想を、新たな物語にソツなく盛り込んでOK。ただ、監督自身を強く投影させたキャラの不在が、やや淋しく心残りだ。(高橋良平)

7月28日より、日劇プラザ・ニュー東宝シネマほか全国東宝洋画系にてロードショー

[eiga.com/8月7日]

映画.com(外部リンク)

2001年8月7日 更新

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