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ふたりの男とひとりの女 (2000)

ME, MYSELF & IRENE

監督
ボビー・ファレリー
ピーター・ファレリー
  • みたいムービー 113
  • みたログ 1,212

3.65 / 評価:263件

エンドロールまでファレリー流!

  • 一人旅 さん
  • 2017年4月20日 1時29分
  • 閲覧数 1237
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

ボビー&ピーター・ファレリー監督作。

二重人格の警察官と指名手配中の女の逃避行と恋の行方を描いたラブコメディ。

『ジム・キャリーはMr.ダマー』(1994)『メリーに首ったけ』(1998)のファレリー兄弟によるラブコメの良作。

最愛の妻に捨てられ今は3人の子どもと暮らすロードアイランド州警察の警察官チャーリー(ジム・キャリー)が、汚職事件の容疑者であるブロンド女アイリーン(レニー・ゼルウィガー)をニューヨーク州に連行することになる。しかし実は彼女は無実で、汚職事件の首謀者であるゴルフ場経営者&汚職警部補の悪人コンビが口封じのため二人を抹殺しようと暗躍していた…という“警察官&ブロンド女の逃避行”を描いたお話で、プロット自体はよくあるサスペンス映画のかたちを採っているが、もちろん本作にはラブコメという大前提があるので終着点はハートフルな男女のロマンスになっているし、お話の随所に警察官&ブロンド女の近づ離れず、恋人未満の微妙な関係がファレリー流コメディでテンポよく描かれる。

ポイントは主人公の警察官が二重人格者という設定で、表の顔=チャーリーは礼儀正しく人に優しく辛抱強い性格なのに、裏の顔=ハンクになると表情が険しくなり暴言・暴力なんでもありの凶暴な性格に変貌する(喋り口調はクリント・イーストウッド!)。その、ある意味一人二役を演じたジム・キャリーの芸達者ぶりが素晴らしい逸品で、笑いに笑った! 特に、自分の中のもう一人の自分と必死に戦う一人芝居がシュールで滑稽だし、チャーリーの知らぬ間にハンクが不良に喧嘩を売ってボコボコにされたり、これまたチャーリーの知らないところでハンクが自分のケツの穴に何やらヤバい物を挿入していたりと、ハンクの自由奔放な行動にとことん振り回されるチャーリーが可笑しい。放送コードぎりぎりの下品&差別的発言もばんばん飛び出すので、微妙にドキッとする笑いまである(女性は引いちゃうかも…)。そして、二人の男(チャーリー&ハンク)とアイリーンの三角関係的恋の駆け引きも見所で、人として正しいがちょっと頼りないチャーリーと、粗暴で常識知らずだがある意味勇ましいハンクという二人の男を一人で相手するハメになるアイリーンの苦労っぷり&のっぴきならない恋の揺れ動きがこれまた楽しい!

ちなみに、エンドロールには『ふたりにクギづけ』(2003)のようにファレリー兄弟流の粋な計らいが用意されている。とことん“人”が好きな監督さんなんだな~。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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