トラ・トラ・トラ!

TORA! TORA! TORA!

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トラ・トラ・トラ!
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

本編配信

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作品レビュー(87件)

スペクタクル22.8%勇敢17.8%かっこいい16.2%知的8.1%パニック7.6%

  • カーティス

    4.0

    凡ミスで動く歴史

    日本軍の真珠湾攻撃を日米双方の立場から描いた戦争映画。 アメリカ映画ではありますが、日本パートは日本人が、アメリカパートはアメリカ人がそれぞれ作って組み合せています。なので洋画にありがちな違和感のある日本描写はほとんどなく、むしろ日本パートだけ邦画のような趣があるくらいです。 内容自体もかなり中立寄りで、日米どちらかに偏ることなく、真珠湾攻撃に至る過程を淡々と描いていきます。そのため劇映画としての盛り上がりはありませんが、実話モチーフならではの緊迫感があって面白かったです。 学生の頃に見たときは、戦闘シーンは派手で面白いがそこまでが長くて地味という印象を受けたのですが、見返してみるとむしろ戦闘よりも人間ドラマの方が面白く感じました。というのも、真珠湾攻撃が成功するまでに両国が犯したミスが赤裸々に描かれているから。 日本の通信を盗聴できていたアメリカがなぜ奇襲を防げなかったのか、日本の宣戦布告はなぜ遅れてしまったのかがわかるのですが、描かれているミスがまあ凡ミスばかり!思いこみで判断を誤るわ、メモの字が汚くて連絡に手間取るわ、土壇場で指示が降りてきたせいで計画通りの対応ができなくなるわ…などなど。 1つ1つのミスは現代の会社などでも見られるような普遍的なものばかり。ですが、というかだからこそ他人ごとではないリアリティを感じました。自分もついやってしまうような凡ミスが積み重なって、事態がどんどん悪化していく様は、はっきりいって怖かったです。こんな些細なことでも歴史って動いてしまうんだな…という恐怖。史実モチーフならではの、嫌な緊迫感がありました。

  • sou********

    4.0

    脚本、スタントetc…映画として持ってる力が凄すぎる。

    真珠湾攻撃に至った流れを、日米双方の視点から描く力作。 一方的に片側の国から描いていないので、故人が発したと言われるセリフが散りばめられている。 同時に圧倒されるのが航空隊を中心にした映像と爆破スタント。 僕自身は、戦史や戦略を詳しくわかってはいないので表現の正確性は判断出来ないが、映画ファンとして圧倒される表現だと断言出来る。 当時の撮影技術や編集技術で考えても、人力に頼るしか方法は無かっただろう。 カメラに如何に収めるか? 火薬を使えば、デジタルじゃなくフィルムだと考えれば、一発勝負の世界で構築していくにはどれだけの苦労があっただろうか? 役者の動線、滑りながら爆破される航空機、航空編隊や空中戦の空中撮影…天候、タイミング、打合せ…どれだけ時間と費用をかけて、尚且つなんて緻密なんだろうか!? 音楽も、日本風の音やメロディと、西洋の交響曲をシンクロさせながら場面転換に使う技アリ編曲。これもお見事。 この映画は凄すぎる。 ただ、日米双方の思惑のすれ違いを思えば、深く哀しくもある。

  • まめた

    4.0

    CGもない時代によくぞここまで

    日本がパールハーバーへ攻撃をするまでの流れと 当日の動きを、 アメリカ側と日本側から追った作品。 そこに至るまでの腹の探り合い、駆け引きを面白く感じるかどうかは 個人差があるとは思うが、 現代の感覚ではない、当時の感覚で 当時の人々を描いたものだと思う。 アメリカ側はまさか日本がいきなり攻撃してくるとは 現場の下っ端は予想だにしておらず、 そのためオロオロと逃げ回ることになったろうし 被害も甚大であったろう。 そんな下っ端をどうなるかわかっていながら 政治的な考えで見殺しにすることになった、 上層部の冷酷さもはっきり出ている。 一方どういう流れへいくのかを想像しきれず、 ヒロイズムに酔ってうまく成し遂げたと高揚している 日本側の若者たちの様子も、また 実際にそうだったのではないかと思わせる。 後世の私たちがあれこれと当時の人々を 選択が間違ってるというのは簡単だが、 実際にその時代に生きてた人達は それぞれがそうとしか動けなかった(と思い込んでた)のだと 想像する。 歴史の大きなうねりをできるだけ公平にとらえて 表した貴重な作品だった。

  • tat********

    4.0

    兎にも角にもスケールの大きさに圧倒される

    戦闘シーンの映像は圧巻!今であればVFXで簡単に作れるだろうが、当時はまんまの撮影だろう。スケールの大きさに驚く。爆発シーンなどで人が吹っ飛ぶ。かなり危険な撮影だっただろう。 当時の歴史に基づいて作成されているが、徐々にいろんな真相が明るみに出てきている。今、作成されたら異なる部分的もあるのだろう。 ーー 2021/12/26 8

  • shinnshinn

    4.0

    空母もヤッチャイナよ。

    1941年12月8日、大日本帝国海軍がまんまとアメリカの裏をかいて、歴史的にも稀に見る大奇襲作戦を成功させた<痛快無比>な出来事。当然、星5つです! とは、もちろん思わない。むしろ、エンディングの山本五十六(山村聰)の沈痛な顔が日本の悲惨な末路を暗示していて印象的。実際に100倍返しされるのだ。第一ラウンド序盤にいきなりダウンを取り日本国民は狂喜したが、相手は始まりのゴングも聞いていないし、サミング(目潰し)ぐらい汚い事だと怒り心頭。この憎しみが東京大空襲、沖縄、ヒロシマ、ナガサキへと繋がることになる。 日本は満州を手放す気はサラサラなかった。大陸に今まで掛けた莫大な費用、人的な犠牲をムダにはしたくない。米との交渉が決裂するのは当たり前だ。結果、石油の輸出をストップされた訳で、このままではジリ貧になると焦った日本は、ついに昭和天皇まで巻き込んで、禁断の暴挙に出てしまった。戦力の差が明らかな大国に戦いを挑む勇気の裏には、大いなる希望的観測が必要だったと思う。日露戦争と同じように初めに善戦して、適当なところで講和に持ち込みたかったらしいが、その目論見がみごとにハズレる。ソ連に手打ちの仲介に立ってもらうなどと馬鹿げた妄想は、もはや笑えない(この読みの甘さ、国際感覚は今でもそれほど変わっていないかもしれない。北方領土二島返還のとき、四島にこだわったため、もはや、一島も永遠に戻ってこないと確信している。本編では最後通牒も遅れたし、外務省は何やってんだ!本部が最重要事項で最優先だとは伝えていなかったらしいが)。もともと、アメリカのルーズベルト大統領は同じアングロサクソンの英国を支援したかった訳で、つまり、本音では参戦したかったのだ。日本が卑怯にも宣戦布告なしに、突然、殴りかかってきて来てくれた事は、国論を一変させる、まさに<渡りに船>だったと思う(日本はハメられた、つまり、知っていて先に殴らせたという説もあるが、それにしては被害は甚大だったと思う)。これを期に、アメリカが参戦を表明した時、ヨーロッパの対ドイツ戦で苦戦していた英国のチャーチル首相は「これで勝った」と思ったそうだ(アメリカの参戦は、すなわち日本と同盟国でもあるドイツとの戦争をも意味する)。 この映画、始めはハリウッドが<三顧の礼>をもって、日本側の監督に黒澤明を招聘している。結果的に実現はしなかったのだが、黒澤さんのフレームで見てみたかった。黒澤降板には諸説あるのだが、すべて自分でやりたがる完全主義者・黒澤とハリウッドの分業システムが合わなかったのは事実だと思う。「赤ひげ」(65)の薬棚の中には、使うシーンもないのに本物の漢方の薬草が入っていたそうだ。山本五十六の執務室の書棚に、時代劇に使う連判状を発見した黒澤さんは激怒したそうだ(笑)。アメリカ側の監督・リチャード・フライシャーも気に入らなかったみたいだ(当初は、デイヴィッド・リーン級の監督を用意すると言われていたらしい。確かにフライシャーでは格下に感じたのかも知れない)。黒澤降板の理由は病気(ノイローゼ)の為とされているが、病気が理由なら、黒澤側が莫大な違約金を払わなくてもいいので、苦肉の策という説もある。黒澤降板に伴い、キャスティングされていた、いわゆる黒澤組の多数の俳優たちも役を降りている。 山村聰の山本五十六も悪くはないが、ハリウッドは当初、<世界のミフネ>を所望していたらしい(当然だろう)。淵田中佐役の田村高廣が魅力的で、源田實中佐役の三橋達也がダンディだ(この2人がナショナリズムを煽る)。「トラ・トラ・トラ / ワレ奇襲ニ成功セリ」の打電にはシビレた。なんで?南雲忠一は反復攻撃をやらんのよ!打ち漏らした敵空母を探し出してヤッチャイナよ。ここで、空母の3隻を叩いておけば、日本本土への空襲が難しくなって来たはずだ。ウィキペディアによると巨大な燃料貯蔵庫と軍艦を修理するドックは無傷だったらしい。ここも攻撃していたら何ヶ月も足止め出来たのにぃ。詰めが甘い! なんて、正直、ついつい思ってしまう自分も存在する。この愚かなナショナリズムが怖い(イカン、イカン)。結局、敵味方にかかわらず、人が死ぬという想像力が足りないのだ。敵兵にも家族がいることに、思いが至らない。あれから80年、人間は進化したのか。 日独伊三国同盟にも、日米開戦にも最後まで反対していた山本五十六は43年4月にパプアニューギニア・ブーゲンビル島上空で撃墜され戦死されています。自ら死地を探していたという説もあるらしい。南雲忠一は<ミッドウェイ海戦>でもいいところなしで、44年7月に<サイパンの戦い>で、自決されている。源田實は戦後発足する航空自衛隊の育ての親になり、本作の制作時にも映画に協力されています。 この映画、アメリカではヒットしなかった。やられっぱなしで面白い訳がないのだ

スタッフ・キャスト

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受賞歴

アカデミー賞第43回

特殊視覚効果賞

基本情報


タイトル
トラ・トラ・トラ!

原題
TORA! TORA! TORA!

上映時間

製作国
アメリカ/日本

製作年度

公開日
-

ジャンル