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レッド プラネット (2000)

RED PLANET

監督
アントニー・ホフマン
  • みたいムービー 19
  • みたログ 747

2.87 / 評価:224件

★4にしたけど本当は3.6ぐらいなんだよね

  • i_seraphim さん
  • 2016年4月9日 18時14分
  • 閲覧数 1140
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

3じゃ低すぎるんだけど4じゃ高すぎるという微妙なポジション
傑出した部分もひどい欠点もなく、すべての要素が3.6ぐらいという一貫した微妙さ

まずSF的に見て設定に微妙な点が多すぎるので知的な関心を満足させるにはあまり適さない映画だな、と
序盤でいきなり「エーッ!?なんで呼吸可能なぐらいの酸素があるのにみんな知らなかったわけー?」と椅子から落ちそうになった
大気の成分がテラフォーミングの成果でどのように変化しているかを調べに行ったはずなのに地表でヘルメットを取るまでわからないなんてありえないでしょ
べつに地表に降りなくたってだいぶ遠くからでもスペクトル分析とかで大気の組成なんかサクッと分かっちゃうはずなのに
火星にたどり着くまでだいぶ時間あったでしょ
みんな何してたんだよ
ていうか地球からでも分かる情報だよ?
あの虫たちがどこから来たのかも謎すぎるし、誰もそのあたりのことを気にしていないのはオカシイ
昔は火星にも水がたくさんあったらしいからもともといた生き物が人間が送った藻類で大繁殖したとかそういうことなのだろうか
あの虫が人間が呼吸できるほどの膨大な酸素を作るのにどのぐらい時間をかけたのかも曖昧な表現で素通りしちゃってるし

そうは言っても物語としては面白くて登場シーンからいきなり「あーコリャ後々アレなことになるんだろうなー」とすぐに分かっちゃう軍から貰い受けたロボ的なやつが散々地上クルーを悩ませた挙句に思わぬかたちで役に立ってくれたりする展開は面白かったし、チラチラ写ってた謎の虫が徐々に厄介ながらもゆくゆくは役に立ちそうな生態をたくさん持ってることがわかっていくあたりもなかなか楽しめた
生還するのに役立ちそうなアイテムを探しに過去人類が残した遺物巡りをしたりする展開も面白かった
短いシーンながら宇宙船内の火災の場面は全体としてよく出来ていたと思う
状況の変化に伴って刻々と優先順位が変化していく過程や最終的に解決した手段まで素晴らしい流れでした

登場人物も各々すごく深いというほどではないにしても物語を牽引できる程度にはキャラ付けが明確にできていたし、それぞれに活躍の場が与えられていていたのもよかった
お芝居も「ちゃんとした映画」だという感じがするような安定した演技でみんな最後まで各シーンにあった良いテンションで演じていたことでこの作品がかなり見られるものになっていた

様々なトラブルが起きて翻弄される過程や出来事のつながり具合は総じてわりあいよく出来ていたように思う
息を呑んで堪能するというほどではないにしてもイラッとするほど薄っぺらいと感じるようなところは少なかったし見てられないほど退屈なわけでもなく、鑑賞中は充分に興味が保て映像的にもけっこう楽しめたので決して悪くはない

でもいろいろと惜しい点が多くて他人に薦められるかというとそこまでの映画ではないんだよね
つまんなくはないんだけどなー

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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