ここから本文です

Avalon アヴァロン (2000)

AVALON

監督
押井守
  • みたいムービー 35
  • みたログ 559

2.92 / 評価:180件

映像はいいがストーリーは陳腐

  • yuki さん
  • 2019年5月9日 4時31分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

ローバジェットなのを逆手に取って(それでも推定6億使ったらしいですが)、仮想世界をいかにもなデジタル合成に仕上げたのは気の利いた演出だったと思います。一方現実世界ではセピア色の退廃的な映像に仕上がっており、非常に幻想的です。この映画で唯一評価できる点です。
物語の方は、仮想と現実の間を問う押井の十八番なストーリーですがそれにしても陳腐な問いだと思います。仮想世界のほうが色鮮やかという演出も安易です。会話の方もちっとも面白くないしね。

仮想ゲームの中身がよく理解できないのもこの映画の良さを損なっている一因だと思います。一見アクションRPGのようですが、次第に脚本を進行させるために作っただろうとしか思えないようなイベントが頻出して興が削がれました。ゲームとしてスマートじゃないですよね。「映画用に作られた都合のいいゲーム」感が出てて、仮想ゲーム作品が跋扈する現代からみるとチープな感じがします。

大友克洋の実写映画と比べると、まだ映画になってると思います。ただATG的な遊び心があった「紅い眼鏡」のほうがずっと面白かったなと思います。
あとアニメ作家にありがちなのですが、絵コンテの該当するカットを一つずつ撮ってる感が感じられるのが苦手です。つまり反グリフィス・モンタージュ的で、モンタージュの同時性が感じられません。おそらくそういう積み重ねなんだと思います、アニメ作家の映画の嘘くささって。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ