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エンド・オブ・ザ・ワールド (2000)

ON THE BEACH

監督
ラッセル・マルケイ
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3.84 / 評価:64件

感動作バイオハザード3の監督さんです。

DVDがやや高価ですが、値打ちものでしょう。インターネットで覗く機会があり、また監督が『バイオハザード3』★を作ったオーストラリア人なので。バイオ3は、昨年のふざけた『バイオハザード5』★はもちろん、異色力作の『同1』★も超える、大災害の後の世界と人々を描いた感動的な作品でした。
      (★=私の別のレビューを見てください)

『バイオ3』は、もっともヒューマニズムに満ちたSF、という感じでしたね。

この『エンド・オブ・ザ・ワールド』(On the Beach)は、オーストラリア・アメリカの合作。リメイクで、原作『渚にて』は、米ソ冷戦の1950年代に、全面核戦争後の放射能汚染の恐怖を訴えた古典ですが、やや「美しすぎる」きらいがあった。汚染が北から南半球に広がってくるなか、最後に残ったメルボルンが舞台で、そこで終末を待つ人々があまりに諦観しているので、「オーストラリア人(当時は、≒イギリス系)は、ジタバタしないのか」と不思議に思って見ていました。たしかに、うちの職場のオーストラリア人の同僚も、愛想はいいが、感情は抑え気味です(余談)。

50年前と比べて世界は変わり、White Australia policyも1973~75年に放棄され、オーストラリアはアジア志向と多民族国家へと変わってきました。核戦争の危険は下がったが、(とくに東アジアなどで局地的に)起こらないとは限らない。放射能の健康被害も、研究が進んでいるはずで、CG技術と合わせて、この『エンド・オブ・ザ・ワールド』は、『渚にて』を超えるまじめなリアルさを期待できます。

日本語の題名が、2012年の小惑星衝突型ロマンス映画と同じになっているので、間違えないように。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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