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トリコロール/赤の愛 (1994)

TROIS COULEURS: ROUGE

監督
クシシュトフ・キエシロフスキー
  • みたいムービー 78
  • みたログ 495

3.95 / 評価:111件

愛とは?

  • pos******** さん
  • 2007年12月11日 22時16分
  • 閲覧数 463
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

 不思議な作品である。主人公のバランティーヌと元判事のジョゼフ・ケルヌの現在置かれている状況がよく分からないのだ。バランティーヌは彼女の弟との電話のやり取りで何か問題を抱えていることは分かるのだがそれが何なのか具体的には描かれない。ケルヌも飼い犬を捨ててしまったのだからその日に何か問題があったはずなのだがそれが何かは描かれない。例えばバランティーヌの近所に住むオーギュストは失恋したために飼い犬を捨てるといったような理由がケルヌにおいては不明なままなのだ。2人の現状は分からないのだが他人の現状はケルヌの盗聴によって非常に良く分かる。それは勿論2人の現状の分からなさを引き立たせるためであろう。そして盗聴をしていることを自首したケルヌは裁判にかけられ、家に石を投げられたりする。あたかも人のことを詳しく知ることが罪であるかのように。しかしケルヌはバランティーヌのことをよく知らないのに彼女が遭難することを予言してそれが現実となる。
 難しい話になってきた。人のことを詳しく知ることが罪であるのに、人の将来が分かるということ。監督はこのような人間関係のあり方を‘愛’と言いたいのだと思う。

詳細評価

物語
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