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マレーナ (2000)

MALENA

監督
ジュゼッペ・トルナトーレ
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3.76 / 評価:436件

追悼: エンニオ・モリコーネ

  • cha******** さん
  • 2020年9月15日 11時54分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

マエストロ(=モリコーネ)がコンビを組んだ映画監督といえば、セルジオ・レオーネが別格ですが、それに次いでジュゼッペ・トルナトーレが挙げられるでしょう。彼の「ニュー・シネマ・パラダイス」や「海の上のピアニスト」は世界的にヒットしましたので、これらの音楽もよく知られています。しかし、私は「マレーナ」(2000年)をイチ押しとしたい。
 実を言うと、発表当時から毀誉褒貶の激しかったこの映画を観たのは、つい最近、つまりマエストロが亡くなった後でした。美しすぎる戦争未亡人マレーナを巡る、男たちの好色さ、女たちの嫉妬深さがマンガ的に描写され、また、いったんはドイツ軍に協力しておきながら、上陸した連合軍を歓呼で迎えるシチリア島民のしたたかさも描かれています。
 その中で、転落の一途をたどるマレーナの運命は痛ましい。また、彼女に憧れる少年は、見つめるだけで何もできない……と思ったら、最後に、一通の手紙により彼女を救ったのでした。暖かい余韻が残りました。

【備考】 ドイツ軍将校の愛人となったマレーナが、戦後リンチにあう場面を見て、「あれ?、ドイツはイタリアの同盟国だったのだから、敵に身を売ったことにはならないのでは?」と感じた人は多いと思います。実際は、ファシスト政権を嫌うシチリア島民はドイツ軍を煙たがっており、連合軍上陸の際はその手引きまでしたそうです。だから、マレーナのようにドイツ人に媚を売って、後で酷い目にあった女性が実際にいたのでしょうね。

詳細評価

物語
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