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チキンラン (2000)

CHICKEN RUN

監督
ピーター・ロード
ニック・パーク
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3.46 / 評価:79件

ピンチでも帽子を大切にすること。

  • Kainage_Mondo さん
  • 2011年6月24日 21時29分
  • 閲覧数 822
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

DVDでの鑑賞。2000年アメリカ映画だが、監督は 「ウォレスとグルミット」 シリーズで名を馳せた 英国人ニック・パーク である。


【 造形 】 工夫されている。鶏だから嘴 ( くちばし ) なのだが、何となく人間の口に見えるように作ってあり、歯まで揃っている。キッスだって出来るのだ ! 鶏によって肌 ? の色が微妙に変えてあり、ふたつとして同じ色がないことに感心。とさかの形もいろいろあって個性を主張している。ただ、眼が完全にドールアイなのが残念 ! なのと、極端なデフォルメで下膨れの体型になっており、ひっくり返ると尻の部分の羽根の表現が気色悪かった !

【 オマージュ ? 】 何度も脱走を試みてはその度に独房 ( 石炭置き場 ) に放り込まれる描写があったり、密議を凝らす場所が第17棟であったり、収容所&脱走のかつての名作にオマージュを捧げることで映画ファンの心を掴む、心憎い導入であった。

【 展開 】 卵を産み続け産めなくなったらローストチキンになる ・・・ そんな人生 ( 鶏生 ? ) も良いんじゃない ? と諦観を口にする仲間に絶望しながらも、ジンジャーは飛べるようになって脱出しようと、紛れ込んだサーカスの雄鶏ロッキーに助けを乞う。練習につぐ練習のシーンは正直ちょい退屈なのだが、その後の、破れたポスターを使った種明かしには感心したなぁ~ ! 大人の鑑賞に堪えるシーンだったと思う。

【 手に汗握る盛り上がり 】 巨大な怪物、チキンパイの製造機の中での活躍は、ほんと 「インディ・ジョーンズ」 を彷彿させるシーンの連続 ! これまたオマージュと言うべきか、ぎりぎりの脱出行であっても最後に帽子は忘れずに、ってね~。ドリームワークス制作だから当然かな。さらにラストのフライング・オブジェクトも好もしい造りだったし、朝を告げる王立空軍の元マスコットチキンの爺さん ( 雄の老鶏 ? ) 渾身の大活躍も微笑ましかった。くっついて来た執念のおばさんは差し詰めエイリアン・クィーンであろうか ? あれこれ想えて楽しいったらなかったね。



【 余談 】 アードマン・アニメーションズはプラスティシンと云う乾かない粘土を使っているんだそうだ。ストップ・モーション・アニメーションに最適の粘土なのかね。ところで、ロッキーの声を務めたメル・ギブソン、この頃はまだ壊れていなかったよな~ ・・・

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