ここから本文です

クレイジー・イン・アラバマ (1998)

CRAZY IN ALABAMA

監督
アントニオ・バンデラス
  • みたいムービー 17
  • みたログ 51

3.75 / 評価:12件

アントニオ・バンデラスが監督しました。

  • Jackie さん
  • 2008年7月9日 15時52分
  • 閲覧数 575
  • 役立ち度 10
    • 総合評価
    • ★★★★★

南部の緑多き田舎の風景に、なまりの強烈な少年の語りから始まる。
不思議な雰囲気のあるオープニング。

私は、アントニオ・バンデラスのファンです。
スペイン出身のバンデラスが、脚本(原作者と同じマーク・チルドレス)を気に入り、夫人のメラニー・グリフィス(おば・ルシール役)と、アラバマ出身の子役、ルーカス・ブラックを主人公の少年(P・ジョー)にを起用して、はじめてメガホンをとった映画です。自身は出演していません。

1965年13歳の少年の熱いひと夏の物語です。
当時のアメリカが抱える特に南部の、人種差別問題をとりあげ、また少年の魅力的なおばの、ブラック・ユーモア的な行動を追い、少年の目からみた自由、正義、生死について、訴える作品でした。

おばは、アラバマから、ニューオーリンズ、アラモ、ラスベガス、ロサンゼルスへと、夫の生首といっしょに移動します。ひと旗あげたか?というところで、アラバマに連れ戻されます。
一方、少年は大好きなおばを遠くから見守りつつ、地元では、罪のない同年代の黒人の少年が死に、納得のいかない出来事にいらだちます。
この間、ふたりはずーっと、それぞれ“死”というものに接しています。
アメリカ南部には、独特の死生観があるようです。

DVDの特典映像で、バンデラスが、
・2本の映画を1本の映画にした(人種差別問題と女性にあこがれ、成長する少年の物語)
・永遠(自由と正義)とつかのま(生死)について自分の視点から捉えてみた。
・当初、3時間以上の作品となったが、ずいぶんカットした。
といっていました。

初めて監督したということもあり、残念ですが中途半端な作品に仕上がってしまったように思います。
映像がきれいで、奥さんのメラニー・グリフィスに対してだけでなく、出演者みんなを大切にしている雰囲気もあり、やさしい性格を感じましたが、バンデラスはやはり、俳優であってほしいです。

ご存知のように、人種問題を取り上げた作品や、青春を描いた作品はたくさんありますので、ちょっとこの映画のストーリーにも物足りなさを感じました。
しかし、主人公の少年を演じたルーカス・ブラックは、目に力があり、役にはまっていました。

最後に、おば、ルシールが夫を殺した理由のひとつを挙げておきます。
「作った料理を、ありがたいと一度も、言ってくれなかった」

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • ファンタジー
  • 不思議
  • 勇敢
  • 切ない
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ