焼け石に水

GOUTTES D'EAU SUR PIERRES BRULANTES/WATER DROPS ON BURNING ROCKS

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焼け石に水
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(6件)


  • sui********

    5.0

    これぞ!って感じ

     ダンスシーンがもの凄く好き。あのシーンだけipodに入れて持ち歩くくらい好き。ダンスの後、おっさんがベッドルーム行くぞーつって女の子たち(一人はオカマだけど)がはしゃぐとことかも最高に好き。あと、本編の入りと終わりのカットは本当に美しい。  この頃のオゾンて、自分の感性信じ切って映画撮ってたんだと思う。ただただ美しいもの楽しいものを作ろうって。マジョリティに迎合しようとかそういうの感じないよね。個人的にはさ。  だから良い。だから最高。  最近の作品は見れてないから(てか日本で公開しないよね)、どんな感じになってるのか知らないけど、あんまり周りの言うことに惑わされないで自分の感性信じて映画撮ったほうが良いと思うよ。最高のセンス持ってんだからさ。

  • hei********

    5.0

    焼け石は触れぬが幸い

    フランソワ・オゾンの2000年の作品。 「より多く愛するものは常に敗者となる」とは、この作品のキャッチコピーらしいですが……言い得て妙で、イタイです。 登場人物はたったの4人で、すべてのシーンが室内で繰り広げられます。 先に挙げたコピーで言うところの、敗者は3人。独善的な中年男を愛してしまった若い男と、若い男の婚約者だった女と、性転換して女になった中年男の元恋人(こうして並べると、相変わらず濃ゆい面々)。ただ1人勝者となる中年男は、どうしようもなく嫌なヤツなんだけど、そういう自分勝手なアクの強いヤツほど吸引力が強くて、一途で素直な人はそれに引き寄せられて憂き目に合う、という恋愛の理不尽さをコミカルかつシニカルに描いています。 4人で踊り出すシーンがいいですね。若い男は若干テンポが遅れていて、ほかの人のフリをちらちら見ながら踊っている。下降している彼の精神状態をうまく表していると思います。 『スイミング・プール』で豊満な肉体を晒したリュディヴィーヌ・サニエですが、この作品でも服を着ていたのは、最初のシーンのみ。それ以外はすべて裸か下着姿でした。見事な曲線美に、話そっちのけで目を奪われちゃいます。

  • yas********

    3.0

    やっぱりオゾン、奇妙キテレツ

    意味深なタイトルだが、そのままでもある。 何かを感じようとする私が馬鹿なのか、それとも理解出来ないから馬鹿なのか(笑)。 ああ、オゾンはいつもわからん! この物語はオリジナルではなく、オゾンの敬愛する作家の戯曲だとのこと。 そうかあ、とそういう解説からしかオゾンの作品を理解できない私をどうか許して、お願いだから。 もう、ひたすらすがりつく様は映画に登場するキャラそのものである。 この作品を映画化した経緯は知らないが、オゾンテイストに満ちていて、オリジナルといってもいいくらい・・・ではないですか?(恐る恐る回りに伺いを立てる私を許して、だって自信がないんですもの) 登場人物も少なく、場面設定も固定していて、とても映画的とはいえないが、逆に奇妙な雰囲気づくりに寄与している・・・とはいえないですか?(笑) この強引なオヤジ、どこに魅力があるのやら、何の説明もないが、出てくる者全てがこのオヤジに惹かれていく。 何故だ?などという疑問に意味もなく、物語はひたすら振り回される人間が増えていくだけである。 こんなに私を振り回して、嫌なら見なければいい、ファンをやめればいいなんてひどいっ!! オゾン、あなたってひどいわっ! などと勝手な妄想が始まった私は、一体どうしてしまったのか(笑)。 あのダンスをどう説明したらいいの?(笑) 不条理ギャグとしか言えない。 相方は言う。 「やっぱりオゾンだわ、面白すぎ!」 私は力なく笑う。尻切れトンボのように、ははは・・・と。 あなたのファンになろうと努力したのよ。 一生懸命、女言葉も練習したわ! それなのに、どうしてあなたは若い娘のファンばかり増やしていくの?! ひどいわ!って本当に私はどうしてしまったのだろう。 困ったとき、理解を超えたとき、人は奇才のレッテルを貼ろうとする。 いいなあ、その手を使おう。 オゾン恐るべし。 あなたは天才です。 ええい、こうなったら、何でも来い! 次のオゾンは何だ?!

  • nar********

    4.0

    罪な男

    このレオポルド、罪な男である。 3人の男女の人生を狂わせた、罪深い男である。 オゾン監督は、この4人の心理描写を上手く仕上げている。 そして洗練されたファッション、ウィットがきいた会話、 映像の色使い、全てにおいて隙がない。 四幕目の4人のダンスシーンは必見。一番好きなシーンです。

  • cs5********

    4.0

    ドッカーン!!

    なんなのよー!このおっさん! 「君が僕を必要だ」 その通りかもしれない。 ワカラン、、、シカシ、オモシロイ。 どないしたら良いのでしょうか? 頭が混乱する。 

  • yso********

    4.0

    重力ような磁気のような…

    地面が液状化していく感覚に包まれた。拠り所が流動化していく過程は、ただただ切ない。逃れようとする度に、強さを増していく理不尽な磁気。募る焦燥感は、「君が僕を必要としている」の一言で集約されてしまう。恐るべし。

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