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焼け石に水

焼け石に水

GOUTTES D'EAU SUR PIERRES BRULANTES/WATER DROPS ON BURNING ROCKS

90

yas********

3.0

やっぱりオゾン、奇妙キテレツ

意味深なタイトルだが、そのままでもある。 何かを感じようとする私が馬鹿なのか、それとも理解出来ないから馬鹿なのか(笑)。 ああ、オゾンはいつもわからん! この物語はオリジナルではなく、オゾンの敬愛する作家の戯曲だとのこと。 そうかあ、とそういう解説からしかオゾンの作品を理解できない私をどうか許して、お願いだから。 もう、ひたすらすがりつく様は映画に登場するキャラそのものである。 この作品を映画化した経緯は知らないが、オゾンテイストに満ちていて、オリジナルといってもいいくらい・・・ではないですか?(恐る恐る回りに伺いを立てる私を許して、だって自信がないんですもの) 登場人物も少なく、場面設定も固定していて、とても映画的とはいえないが、逆に奇妙な雰囲気づくりに寄与している・・・とはいえないですか?(笑) この強引なオヤジ、どこに魅力があるのやら、何の説明もないが、出てくる者全てがこのオヤジに惹かれていく。 何故だ?などという疑問に意味もなく、物語はひたすら振り回される人間が増えていくだけである。 こんなに私を振り回して、嫌なら見なければいい、ファンをやめればいいなんてひどいっ!! オゾン、あなたってひどいわっ! などと勝手な妄想が始まった私は、一体どうしてしまったのか(笑)。 あのダンスをどう説明したらいいの?(笑) 不条理ギャグとしか言えない。 相方は言う。 「やっぱりオゾンだわ、面白すぎ!」 私は力なく笑う。尻切れトンボのように、ははは・・・と。 あなたのファンになろうと努力したのよ。 一生懸命、女言葉も練習したわ! それなのに、どうしてあなたは若い娘のファンばかり増やしていくの?! ひどいわ!って本当に私はどうしてしまったのだろう。 困ったとき、理解を超えたとき、人は奇才のレッテルを貼ろうとする。 いいなあ、その手を使おう。 オゾン恐るべし。 あなたは天才です。 ええい、こうなったら、何でも来い! 次のオゾンは何だ?!

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