一生の宝物にしたい作品
- per***** さん
- 2020年7月1日 2時59分
- 役立ち度 1
- 総合評価
完全にやられました。70年代のロックシーンが大好きな私にとっては、空気感やら選曲やら全てがドストライクの映画でした。
まず主人公の15歳の男の子がかわいい。つぶらな瞳ってきっとああいうのでしょうね。内股で歩く姿がまたかわいくて、ホテルの廊下で走るとき、内股すぎて転んでしまうシーンが最高におかしかった。
スティルウォーターのバンドメンバーは酒、女、ドラッグと定番の荒くれ者なんだけど、ファンの少年には滅法やさしいというミュージシャン気質がよく出てました。当時のロックバンドってストーンズでもツェッペリンでも結構ムチャやるんだけど、案外みんな根はナイーブなんですよね。
そのナイーブさ故にありがちな内輪揉めやいさかいが起きてしまいます。本作ではラッセルとバンド仲間、ウィリアムとペニー、そしてラッセルとウィリアム。でも最後には再びお互いに心が通じ合い、仲直りします。そんな場面で必ず流れるエルトンジョンの曲がとても印象的でした。
(P.S.)
新マネジャーのデニスホープがバンドメンバーに「ミックジャガーが50歳で歌ってると思うか?」と諭す場面がありますが、76歳の今も元気で歌ってます。
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