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トレマーズ (1989)

TREMORS

監督
ロン・アンダーウッド
  • みたいムービー 102
  • みたログ 1,934

3.86 / 評価:702件

お約束満載の楽しいモンスターパニックモノ

  • anticipate1960s さん
  • 2020年10月7日 17時34分
  • 閲覧数 376
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

私はモンスターパニックモノには詳しくないし、子供の頃は流石にこの手の映画は怖いと感じていたので元々得意ではない。
しかし大人になってから観てみると、怖さをほとんど感じない代わりにあれこれとツッコミを入れる楽しさや、ところどころにある設定の巧妙さを味わう事は出来るようになった。
この映画も、そんな楽しさが満載だ。

この土の中をモグラのように突進して人間を攻撃する怪物は、後にナンセンスな土中を突進するサメものにアイデアを提供したのではないだろうか?(時系列的にどうなのかは私は分からないが。)
ファン諸氏の怒りを買う事を承知で言えば、あのサメものまで行ってしまうと、テレビのバラエティ番組の「トホホなホラー映画特集」の格好のネタになってしまうのだが。

お約束通り隔離された人々の一部が餌食となり、途中で子供がいなくなってハラハラさせたりもバッチリ。
隔離された人々の間での内輪もめも、ロメロの「リビングデッド」へのちょっとしたオマージュか?

それから、爆薬を怪物に飲み込ませて仕留める事に失敗し、怪物が吐き出した爆薬がこちらに飛んできて、残りの爆薬も誘爆させるシーンは明らかにコメディで、懐かしい王道系の喜劇の部分だ。(あれだけの爆薬量ならあの全員が吹き飛ばされてもおかしくないはずw)
棒高跳びで岩から岩へと飛び移る発想も、妙に小ぢんまりしていて楽しいw

感嘆したのは、ラストの怪物を捨て身で屠るシーンだ。あれは、スピルバーグの「激突!」からヒントを得たのではないだろうか?

本作は決して「歴史に残る名作」だとは思わないし、人間性の本質を問う哲学的なホラーでもないし、絶望系のストレートなホラー映画と違ってさわやかなハッピーエンドが待っているし、眉間に皺を寄せて映画館やテレビの画面の前にじっとして厳粛に観るほどの作品でもないと思うが、それでも観て損したとは思わない。

謂わば、最高の暇つぶし映画(誉め言葉)ではないかと思う。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • スペクタクル
  • パニック
  • 不気味
  • コミカル
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