作品レビュー(6件)
- gag********
4.0点
冒頭からウディ・アレンの行動に笑っちゃうね! 脅迫文の銃と銭のスペルを間違えたり(笑) お姫様抱っこ出来なかったり。 両親も変な変装してて可笑しいし。 笑えるシーンがちらほらあり楽しめた。 奥さん役のジャネット・マーゴリンが可愛いね! バージルのどこに惹かれたのかは謎だけど(笑)
- jcp********
5.0点
この『泥棒野郎』という邦題、見終わった後はこの題名だけで笑えます。 ウディアレン演じる主人公は、何をやらせてもダメでマヌケなヘッポコ野郎。 だから仕事がなく、金がない。 ときたら「泥棒」になるっきゃない! でも悪いことしたら捕まるのがこの世のルールです。 しかし、この男はマヌケなくせに超ポジティヴ&アグレッシブ! 刑務所からの脱獄を図ります。 そのアイデアの面白さ!!! という具合に彼のむちゃくちゃな人生を追っていくのがこの映画の主な筋です。 初めてウディアレンの作品を見ましたが、図らずもこれが監督デビュー作のようで、アイデア満載でとても面白かったです。 エロ・グロ関係のギャグが全くないのも非常に好感が持てます。 超オススメです。
- どーもキューブ
2.0点
ウディアレン共同脚本、編集、監督主演。1969年作品、ウディアレン34才の作品。ウディアレンの初期作品は、彼がスタンドアップコメディアン(ピン漫談系)の名残からかコメディ作品ばかり放ちます。俳優やコメディ作家をしていたウディが最初に監督したシュールクリミナルコメディ。僕はビデオ発売時、飛びついて探し回った作品。なかなかの習作であります。ぶっちゃけ素人学生映画のような風情ですが、突出すべきわ怒涛の「編集」センスにあります。編集マンともめたようですが、絶え間ないボイスオーヴァーと音楽。主人公を説明、証言する解説と素早いカットアップの全編応酬。スピーディーな編集はウディアレンファン必見。オマージュ、ウディアレン愛しのマルクス兄弟グルーチュマルクスのお面をウディご両親にかぶせたりする赤裸々ぶり。後々作品でも表出するウディアレンの編集力だけで作った処女作品、フェイクドキュメンタリー。原題「テイグザマネーアンドラン」の名に相応しいウディアレンの小品な犯罪コメディです。追伸本作ジャケのウディアレンの警察で撮られた容疑者風な写真のTシャツがありまして、テレビダウンタウン「ガキ使」で「よっしゃこーい」のギャグで不発に終わるチャッキーキューピーやかまし自称天才芸人(たとえ長!)、山崎ほうせいが着ていました!実は僕、そのシャツひそかに欲しいです。
- ann********
5.0点
何をやってもダメな男(ウディ・アレン)が泥棒で安定生活を求める傑作コメディ。少年時代からイジメられ続け結局泥棒でしか生活費を稼ぐことができないダメ男。感想ですが何度も見ていますがバカバカしいが面白さは絶品。デートの準備をするシーンはドラマ「傷だらけの天使」みたいでオシャレ。この役はウディ・アレンしかできないと思わせる。妻役のジャネット・マーゴリンは可愛かった。まだ見てない人は是非見てください。
- bakeneko
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - fbx********
4.0点
特に諧謔や風刺という意味で笑いは海を越えることは出来ない。 とは思っても例外はやはりある。 アレンのデビュー作は笑える。 日本人でも、普遍的な物でなく笑えるのは凄い。 一作目にして完全に完成していたね。