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アンデルセン物語 (1952)

HANS CHRISTIAN ANDERSEN

監督
チャールズ・ヴィダー
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3.40 / 評価:5件

ANDERSENはアンダーソンなんだ

  • bakeneko さん
  • 2010年1月27日 15時39分
  • 閲覧数 446
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

デンマークの童話作家アンデルセン(英語読みではアンダーソン)をモチーフにしたミュージカル+バレエ映画であります。

うーん困った(他人に勧めたもんだか..)。
廉価版(500円)のDVDとしては十分に元が取れる、とびきりの観どころが一部にあるんだけれど、全体の評価は….。
子供と一緒に観ているときっとむずかると思います(大人でも冗長に感じますから)。
その原因は、
1、 実際のアンデルセンの性格や半生との共通点はあまり重視されていません(と言うより、全くのフィクションと言えます)。
2、 代表的な創作童話はあくまでも作られたお話として、多くは歌やダイアローグのみで出て来ます(「ドリームチャイルド」等の様な創作キャラクターが生命を吹き込まれて劇中に出てくる様なサービス&現実からの飛翔はありません)。
3、 “夢見がちな主人公が現実を知る”御話は単純な“サクセスストーリー”ではなく、夢の楽しさよりはむしろ現実の寒風を強く感じさせる辛口&大人の御話となっています。
そして、子供&童心に還ろうと観ている大人向きではないテーマに加えて、幾つか挿入される歌も「コペンハーゲン」以外はあまり印象に残るものはありませんし、ダニーケイにもいつもの弾けっぷりがみられないので、彼の映画のパターンを期待する観客も戸惑ってしまうのであります(つまり、映画的高揚感に欠けるのであります)。

でも、全然駄目かというとそうでもないのが本作の困ったところで、
カラフルな色彩感覚や子供達の可愛らしさは素晴らしいですし、
何と行っても全盛期のローラン・プティが演出し、夫人のジジ・ジャンメールが踊る、パリ・バレエ団の“人魚姫”(20分弱)を通しで観ることが出来ます。
ロシアとも英国ロイヤルバレエとも違うフランス的な演出と、ジジ・ジャンメールの快活な踊り(モイラ・シアラーのエレガントさよりも、プリセツカヤの敏捷さに近いかな)は凝った舞台の仕掛けと共に必見で、「赤い靴」と比べてみると楽しいと思いますよ。

チャプターサーチをして、バレエのシークエンス(2つあります)をつまみ食いするのが一番賢い鑑賞法かも知れません。

ねたばれ?
アンデルセンは靴屋の息子でしたが、家業を継いでいませんし技術は身につけていませんーお子様が信じない様に注意!

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