渚の果てにこの愛を

LA ROUTE DE SALINA

R15+96
渚の果てにこの愛を
3.7

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

予告編・動画

作品レビュー(5件)

セクシー22.7%かわいい18.2%悲しい9.1%かっこいい9.1%ロマンチック9.1%

  • fwi********

    5.0

    ミムジー・ファーマー!!

    73年のアラン・ドロンとジャン・ギャバンが共演した「暗黒街のふたり」に、ドロンの恋人役で出ていたミムジー・ファーマーを一目見てファンになってしまった。あまり見せ場もないような役だったが、清楚なブロンドのショートカットの美しい姿に魅了されてしまった。その後、公開される彼女の映画を追っかけてみると「炎のいけにえ」「危険旅行」「ポケットの愛」と、必ず脱いでいて、B級作品ばかり。でも、彼女の姿が見られるだけで、満足していた。あれから40年近くたったいま、ミムジー・ファーマーの特集上映があると知り、びっくり!!映画館にかけつけた。スクリーン上で、再会できたミムジー・ファーマーは、変わらず魅力的だった(あたり前か?でも現代でも古びることのない新鮮な魅力なのだと思う)。作品としては、バベット・シュローダー監督、ネストール・アルメンドロス撮影、ピンクフロイド音楽の「モア」が、芸術性も高く傑作だと思うが、この「渚の果てにこの愛を」もなかなか面白いものだった。監督は、ジョルジュ・ロートネル。フランス、イタリアの合作だが、フランス語の映画。ロバート・ウォーカー、スーザン・ヘイワードの米国のスターが共演している(ミムジーも米国人ですが、ヨーロッパの作品を中心に出演していたので無国籍感ありますね)。舞台は、スペイン?の荒涼とした平原、岩山のある片田舎のガソリンスタンド。そこに、ヒッチハイクに徒歩で流れてきた根無し草のような若者(ウォーカー)がやってくる。スタンドの女店主ヘイワードが、自分の息子ロッキーが帰ってきたと喜び迎える。頭がおかしい(今でいう認知症?)のかと思いつつも、もっけの幸いと息子を装い、居ついてしまう。さらに、妹(ファーマー)、常連のおじさんなども、ロッキーとして自分に接してくるので、何がなんだかわからなくなってくる・・・。というようなミステリアスなストーリー。映画の雰囲気としては、往年のアメリカのフィルムノワール映画を意識しているのではないかと思う。「郵便配達は二度ベルを鳴らす」みたいな。荒涼とした風景、海辺をロングショットでとらえた映像なども魅力的。ストーリーは、なんとなく先が見えてきてしまうようなところもあるが、これらの映像と出演者たちの個性というか存在感によって、最後まで面白く観ることができる。かつてセクシースターとして一世を風靡したスーザン・ヘイワードのどこまで正気なのかわからない女主人マラになりきったような演技が素晴らしい。この一種異様な状況に巻きこまれていくロバート・ウォーカーもその風貌も生かした好演。ひょろりとやせ細っているが、ひきしまった肉体、ブルーの瞳がいい。この目つき、ヒッチコックの「見知らぬ乗客」でブルーノを演じていたお父さんゆずりのものじゃないかと思う。ミムジー・ファーマーは、見ての通りのルックスがたいへん魅力的であり、この不思議な存在感は唯一無二のもの。完全に「モア」のエステルのキャラクターをひきづるように、ミステリアスな雰囲気をまとい、オールヌード(無修正)も見せる。今回、上映された「モア」と「渚の果てにこの愛を」は、ミムジー・ファーマーにとっての代表作であるとは思うが、この2作で、ミムジーのイメージや役柄が固定されてしまったとしたら残念に思う。どうして「炎のいけにえ」みたいな、B級ホラーに出たのだろう?とずっと思っていたが、「モア」「渚の果てにこの愛を」観た後では、なるほどね、と納得。妄想癖のある女医というミステリアスな役どころ、ミステリー仕立てのストーリー(かなり破綻していたが・・・)、大胆なヌードシーンと、ミムジー・ファーマーを当てこんだイメージの映画だったのですね。あまりにはまり役なので、同じような役ばかりキャスティングされた「サイコ」のアンソニー・パーキンスなんかを思い出す。もっと普通の役を普通に演じる、チャーミングなミムジーを観てみたかったなとも思う(どんな映画にでても魅力的ではあるのですが)。上映にあわせて販売されているパンフレット(900円)の内容が充実している。ミムジーの出演作のリスト、出演作のポスター、映画からのカラー写真、サウンドトラックの曲目、ミムジーの近況やコメントなどが掲載されている。本作の音楽は、サイケ時代のジャズロックのようで、なかなか良い。これも「モア」のピンクフロイドを意識しているらしい。ロバート・ウォーカーは、「イージーライダー」でヒッピー集団のドラッグ教祖の役で出ていた。ウォーカーのキャスティングも実はドラッグ映画「モア」からイメージされているのかな?とも思う。ウォーカーのテレビでの日本語吹替えは山田康雄さんでしたね!DVD化するときには、日本語吹替え入れてほしい。共演者としては、マルク・ポレルも出ている。当時の日本では、ドロンの弟分などと言われていたが、後年ヴィスコンティの「イノセント」などの作品にも出ている(でも、ここでもヴィスコンティに愛されたドロンの弟分てことなのかな)。ミステリアスなストーリー、アメリカンフィルムノワールの雰囲気、アートっぽい映像、音楽、そしてミムジー・ファーマーと楽しめる作品です。

  • takamath

    5.0

    女優さんのビジュアル★★★★★

    主演の女優さん、スゴくきれい。 映画館のスクリーンで観れて良かった。 1970年代とかなり古いし、映像も古いし、ストーリーも陳腐ではあるが、この女優さんのルックスでそこそこ見応えがある。 ブロンドのショートカット、なんかイイ。 MOREっていう同時期の作品も映画館で観てみたい。 20211229 吉祥寺アップリンク

  • rxg********

    3.0

    ネタバレ傷だらけの天使 を観てるような

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • peg********

    4.0

    M・ファーマーの美貌・演技と物語が調和!

    このリバイバル公開は実に素晴らしいアイデアです!! こういう見所のある旧作、知名度はそれほなくても味のある女優さんの出演作をどんどん再公開して欲しいものです。

  • ken********

    4.0

    ストーリーもよかった

    旅人が訪れた家で、4年前に家出した息子と思い込まれてしまう話。 ミムジ・ファーマーさん初めて知りました。 健康的で美しい人ですね。ショートカットが素敵で魅力的。 ストーリーも何故息子と思い込むのかがミステリーで楽しめる展開でした。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
渚の果てにこの愛を

原題
LA ROUTE DE SALINA

上映時間

製作国
フランス

製作年度

公開日
-

ジャンル