作品レビュー(5件)
- kak********
3.0点
1948年アメリカ製作のギャング映画。 ハリー・クレイナーがFBIの記録を基に脚本を書き、出来るだけ実際の場所を使って撮られた映画だけに、ドキュメンタリー調の仕上がりが緊張感を増幅させている。 主役は、「拳銃無情」や「コロラドの決闘」などで主演を務めたマーク・スティーヴンスだが、映画デビュー2作目のリチャード・ウィドマークの存在感が大きく、その後の活躍も納得の演技が光っている。 ギャング映画としては地味に感じるが、大袈裟な誇張がなく当時の状況を再現しているかのような演出は好感が持てる。舞台はFBI初代長官で知られるフーヴァー創設の科学捜査が効果を上げだした頃で、本作品でも重要な役割を果たしている。 他にも、時代を感じさせる通信方法や、捜査データの管理方法などが興味深く、ともすれば物語よりも面白く思えた場面もあった。今となっては歴史の資料的価値もあるギャング映画の佳作である。
- カッチン
4.0点
J・ギャグニーの“白熱"の一年前1948年の作品!面白い。。。 ギャング組織にジョージ・マンリーという名でFBIから送り込まれたマーク・スティーヴンスにギャングのボスで切れ者のアレックス役リチャード・ウィドマークが素晴らしい演技でドキドキ緊迫感を増幅。。。 Goodな映画でしたヽ(・∀・)ノ
- yag********
4.0点
面白かったです。 事実に基づいたギャング映画ですが、ドキュメンタリー的&アクションも、ハラハラ、ドキドキできます。モノクロなのに、何の遜色もないです。 リチャード・ウィドマークがいつも何かに怯えていて、冷徹なギャングのボス役を見事に演じていて際立っていました。 無線機など、当時の最先端の通信機器が、いかにもアメリカのFBIを思わせます。 でも、電話機は、クラシカルで、時代をうかがわせています。
- lou********
4.0点
ネタバレ意外におもろい
このレビューにはネタバレが含まれています。 - tot********
4.0点
ギャング組織に入り込むFBI潜入捜査官。実際のお話をモデルにしたとか、実際のFBI訓練所での撮影もあったりとか。潜入捜査ゆえの身分がバレることへのハラハラ感、地元警察内にギャングとの内通者がいたり・・・、音楽も極力排されていてかなりドキュメンタリーっぽく、そのモノクロ画像とともに緊迫感が盛り上がります。ギャングのボスR・ウィドマークのクールな凄みは秀逸。ただ、ラストの工場での犯人確保シーンは突入隊が2派いたためちょっと分かりづらかった。
スタッフ・キャスト
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