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3.0点
13歳のシャルロットはやりたいことが見つからず無為な日々を送る毎日。 そんなとき出会ったのは同じ年の天才ピアニストのクララ。 彼女に感化されるうちに、家を出て彼女と一緒にツアーへと出ようと計画する。 早く大人になりたいと願う少女と、それを拒もうとする周りの誘惑。 10代ならではのモヤモヤ感が上手く表現されているので、同じ年位に見ると自分と重ねて感じることができる。 当時14歳のシャルロット・ゲンズブールが演じており、たまに年齢不詳のような容姿だが、いかにもやりたいことが見つかってない感じは上手い。 近所に住むメガネをかけた幼女のルルもまた好感が持てる。 自分から離れていくのがたまらなく寂しいのが手に取るように分かってしまうラストである。
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