バッハのドキュメンタリー?映画
- dep***** さん
- 2009年6月29日 22時55分
- 閲覧数 1314
- 役立ち度 8
- 総合評価
もう大昔に死んでいる人のドキュ?映画です。
監督はジャン・マリー・ストローブとダニエル・ユイレのご夫婦。
この映画、バッハの妻のナレーションとバッハの演奏シーンのみで構成されている
超シンプルな映画ですが、とにかく画面の構図が凄いのと、じっとりとしたカメラワークが特徴で、とにかくパネー映画です。
(ちなみにバッハはオルガンを演奏しているだけなので映画の最初から最後まで一歩たりとも動かずw)
冒頭で、バッハの演奏する手元からカメラが引いていき、楽団全体を映すにいたるカメラの動きは感動的だし、ラストの盲目となったバッハが窓の外を眺めるシーンは泣きそうになるくらい感動的です。
このシンプルさで人が感動するっちゅーことは、映画が人を感動させる本当の力とは、
演技力ではなくて、ショットが持つ力なのだと再確認させてくれますね~
だって、この映画、妻とバッハの会話の一言もないんですよ?
詳細評価
イメージワード
- 泣ける
- 悲しい
- スペクタクル
- ゴージャス
- 知的
このレビューは役に立ちましたか?