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ニキータ (1990)

NIKITA

監督
リュック・ベッソン
  • みたいムービー 210
  • みたログ 3,857

3.55 / 評価:1016件

何を楽しめばいいのか

  • 野良レビューワ さん
  • 2016年9月22日 13時24分
  • 閲覧数 2824
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

 リュック・ベッソンは過大評価された監督だと思っている。『レオン』はなかなか良かったが、他はどうして支持されるのかわからないほど、杜撰で詰まらぬ「アクション」ばかりである。
 知性も品性も倫理も欠いたカスみたいなヤク中で警官殺しの不良小娘(老けて見えるけどな)が、無期懲役に処されるも、政府により死んだことにされ、秘密訓練施設で暗殺者としての訓練を受ける、という設定。
 政府の施設には緊張感がまったく欠けており、なんか日本の田舎の市役所みたいである。カス娘も大して頭角を表すでもなく、不良のまんまで日々を過ごし、時々施設のオバはんから化粧の仕方など習ってる。なんだそりゃ。
 40分近く我慢したところで、アクションシーンがある。美人になって、ドレスアップして、教官に高級レストランに連れて行ってもらって嬉々としていると、彼からガンを与えられ、後ろの席にいる東洋系マフィアのボスみたいのを始末する初仕事を指示される。子分らが乱入してきて、ドンパチ量はかなりありますが、いつこの小娘はこんな超人的な凄腕に育ったのだろうか、あの程度の訓練で、なんて思っていると気も入らない。で、ミッションから命からがら戻った後の教官とのやりとり、私には意味不明。
 そのあとは、恋人ができちゃって、性格も緩みきっちゃって、しばらく「青春恋愛同棲もの」になります。ええっ?
 とにかく、小娘の性格には一貫性がないような感じだし(心理的にタフなのかひ弱なのか?)、とにかくこんなバカにミッションを与えるフランス政府も利口じゃなさそうだし、その他あらゆる設定にツッコミ入れてたらキリがないので、頭を使うのをやめて一応見続けたが、飽きちゃって意識がところどころ飛んだ。
 フランス語など分からんので吹き替えで見た。だから映画全体のイメージも、自ずと日本の声優の演技に引っ張られてしまうが、原語で見たって、どうせ大差ないだろうと思う。傑作ではありえないってことです。
 これ、本当にどこを評価してんの、みんな? まあ、フランス映画もこんなもんなら、日本アクション映画のレベルの低さを嘆く必要もないなと、妙に安心させられた一本であった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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  • かっこいい
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