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肉体の悪魔 (1986)

DIAVOLO IN CORPO

監督
マルコ・ベロッキオ
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3.44 / 評価:9件

発掘良品を観る #445

  • 一人旅 さん
  • 2018年5月27日 10時32分
  • 閲覧数 460
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

TSUTAYA発掘良品よりレンタル。
マルコ・ベロッキオ監督作。

高校生と年上の女の愛を描いたドラマ。

20歳で夭折したフランスの作家:レイモン・ラティゲの処女小説「肉体の悪魔」をイタリア人監督:マルコ・ベロッキオが自由に翻案して映像化した官能的恋愛ドラマで、物語の舞台は原作の第一次世界大戦から現代のイタリアに移されています。

高校生のアンドレアは黒人女性の自殺未遂騒動をきっかけに美しい年上の女:ジュリアに出逢う。たちまち惹かれ合う二人は男女の関係に発展していくが、ジュリアにはテロ事件の容疑者として勾留されている婚約者が存在して…というお話で、簡単にいえば「やべェ女を愛しちゃった大人びた高校生」のお話です。

このジュリアという女、演じてるのはマルーシュカ・デートメルスという女優さんなんですが、どことなく顔立ちがイザベル・アジャーニを彷彿とさせます。しかも精神疾患を抱えた激情型の年上女というデートメルスの特異な役柄は、『アデルの恋の物語』(1975)や『ポゼッション』(1981)で鬼気迫る怪演を見せたアジャーニの姿と被るのです。中でも食器が散乱した床の上でナイフ片手に踊り狂うシーンは異彩を放っています。ちなみにデートメルスはゴダールの『カルメンという名の女』(1983)が映画初出演作ですが、その映画では主演を務める予定だったアジャーニが降板したため、急遽代役としてデートメルスが抜擢された経緯があります。そういった意味でもゴダール自身、アジャーニとデートメルスに共通したイメージを抱いていたのでしょう。

で、本作は「年上女と年下男の性愛」という量産し尽くされたテーマですが、他の類似映画と較べて何が凄いってその過激な性描写にあります。国内用DVDには一応モザイクが入っていますが、デートメルスが相手役のフェデリコ・ピッツァリスの陰部を丁寧に舐め回します(唖然)。ここまで踏み込んだ性描写はなかなかお目にかかれないなあ~。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ロマンチック
  • 恐怖
  • セクシー
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