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ニジンスキー (1979)

NIJINSKY

監督
ハーバート・ロス
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5.00 / 評価:9件

伝説の天才とその時代

  • bakeneko さん
  • 2009年9月16日 15時48分
  • 閲覧数 1224
  • 役立ち度 14
    • 総合評価
    • ★★★★★

20世紀最高のダンサーと言われた、ワスラフ・ニジンスキーの半生を華飾ない人間ドラマと豪華なバレエで描く、“天才の苦悩ドラマ&バレエ映画”の力作であります。

自分自身バレエの振り付け等に係っていた、ハーバート・ロスが「愛と喝采の日々」に続いて創った念願のバレエの叢生期の群像ドラマで、伝説のロシアバレエ団とその舞台が再現される贅沢な映画であります。
バレエ界の偉人(というよりか“怪人”)セルゲイ・ディアギレフとニジンスキーの同性愛的確執を物語の主軸にして“繊細過ぎる天才の感性の脆弱さ”を、綺羅星の如く出てくる有名人の群像を交えて見せてくれる映画で、再現される20世紀初頭の“ヨーローッパ文化の最後の爛熟期の輝き“も必見でありますし、アメリカンバレエシアターが全面協力した、バレエシーンもたっぷりと楽しむことが出来る一級のバレエ映画でもあります。
主演のニジンスキーにジョルジュ・デ・ラ・ペーニャ、ヒロインにレスリー・ブラウンと、“本物のバレエダンサー”を起用したことが本作品に厳しいリアリズムをもたらしていますし、両者ともダンサーでありながら美形でありますのでビジュアル的にも満足のいくものになっています(レスリー・ブラウンにはなんとヌードシーンが!)。

殆ど真実の物語なので、かなり“重い”物語であり、陽気なサクセスストーリーではありませんが、近代バレエの完成期のドラマとして興味深いものがあります。
ただ、性的な部分もしっかりと絡んだ御話ですから、他のバレエ映画(例「赤い靴」等)の要領で小中学生の娘さんに見せるとえらいことになりますので御注意を。
で、ロシアバレエ団が気になった方は、今度は不世出のプリマを描いたバレエ映画「アンナ・パブロワ」で、別方向から情報を補完するのも楽しいかもしれません。


ねたばれ?
あの演技は、別のジャンルにおいても開祖と言えるのでは?(ご免なさい)

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