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2000人の狂人

2000人の狂人

TWO THOUSAND MANIACS!/2000 MANIACS

88

一人旅

3.0

そーれそれそれ血祭りだ~♪

ハーシェル・ゴードン・ルイス監督作。 アメリカ南部の小さな田舎町を舞台に、北部からやってきた旅行者が町の住民らによって惨殺されていくさまを描いたスプラッター。 スプラッター(ゴア)映画の生みの親、ハーシェル・ゴードン・ルイス監督による血みどろスプラッター第2弾で、南北戦争後100周年記念を祝うお祭りの主賓として招かれた6名の北部出身の旅行者が、町の住民らによって次々と殺されていくお話。スプラッター映画ではあるが、カントリー調の音楽や人々の笑顔&笑い声が絶えないため、底抜けに明るい(不気味な)作風になっている。 殺害シーンは残虐だが、町の住民は必死に抵抗する旅行者の殺害を心底満喫している様子。時々楽しんでいない奴がいると、「お前ら笑えや!」の怒号が飛んでくるのが妙に可笑しい。本当はみんな無理して笑ってるのかな~? 殺害スタイルはバラエティに富んでいて、 ・内側に無数の釘が打たれた樽の中に旅行者を入れて丘の上から突き落とす ・巨大な岩が落下する装置の真下に旅行者を縛り付ける ・テーブルの上に旅行者を拘束し、生きたまま刃物で切断する など、ゲーム性&残虐性を兼ね備えた殺害シーンが異様&非現実的で、連中に罪の意識とか同情とかそんな感情は微塵もない。とにかく人を殺すことを楽しんでいて、その突き抜け具合はある意味清々しい。残虐は残虐なのだが、B級らしいチープさ(切断肢体がどう見てもマネキン!)と、殺害の瞬間をあえて映さないなどの一定の配慮がなされているので、グロテスクな描写が苦手な人でも充分鑑賞可能。ただ、ゴア映画らしく出血量はやたら多量(関係ない部分まで血まみれ!)なので、血が苦手!という人は要注意。

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